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【大リーグ】

イチロー、ついに打率2割8分8厘 ここ1カ月で大きくダウン

2016年9月4日 紙面から

8回、二ゴロに倒れたイチロー=クリーブランドで(共同)

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◇インディアンス6−2マーリンズ

 【クリーブランド穐村賢】大リーグでマーリンズは2日、当地でインディアンスと対戦し、2−6で敗れ、ワイルドカード(WC)でのポストシーズン(PS)進出がより厳しくなった。イチロー外野手(42)は2番指名打者で先発出場も4打数無安打。打率2割8分8厘となった。

 今季最長となる6戦連続でのスタメンとなったイチローは3戦ぶりの無安打に終わった。今季3度目の指名打者で出場すると、第1打席こそ相手先発右腕カラスコの96マイル(約155キロ)の直球をを捉えてセンター後方へと大飛球を放ったが、もう一伸び足りず中飛止まり。その後の3打席も150キロ台中盤の直球と切れ味鋭い変化球に手を焼き、体勢を崩されたスイングも目立ち無安打。1カ月前までは3割2分あった打率も、2割9分を切って2割8分8厘まで急降下した。

 試合は初回に、相手打者の明らかなハーフスイングを空振りと取ってもらえず、そこから流れを失って3失点。抗議を行ったマッティングリー監督は「恥ずべき判定だ。あの判定が試合の全てを台無しにした。一つの判定が1試合のみならず、ペナントレースも左右するんだ」と怒り心頭。WCでのPS進出を争う中での手痛い敗戦に試合後もしばらくは腹の虫が治まらなかった。

 

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