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アナタは“尾崎豊”を知っていますか?
「今さら何を言い出すんだ」という方もいれば、「名前だけは……」という方もいらっしゃるでしょうし、もちろん尾崎豊さんの音楽を愛した、今も愛し続けている方もいらっしゃると思います。
では、“尾崎裕哉”は知っていますか??
- 尾崎裕哉 26歳 父は伝説のミュージシャン 尾崎豊
- 「父のことが知りたい」 その思いが彼を音楽の道へと向かわせた
- 憧れの父、周囲の大きな期待 自分は何者か、問い続けた日々を追う
どんな番組?
彼の名は尾崎裕哉
父は伝説のミュージシャン 尾崎豊
父の歌を歌うたびに
まるで「生き写し」だと言われた
1992年、26歳で世を去った尾崎豊
当時2歳だった裕哉に父の記憶はない
「26歳、本格的に動き始める年齢である事は
意識している。
父が亡くなったその先を見ていく」
ミュージシャンを目指した瞬間から
憧れの父は「大きな壁」に変わった
「曲書くことは
めっちゃ辛い。
乗り越えられれば
成長できると
思っている」
歌に託すメッセージを探すこと
それは「自分が何者か」を探す旅でもあった
「いろいろ試したけど、今の自分は
自分の目線でしか物事を語れないし歌えない。
背伸びするのはやめようと思った」
26歳の青年が自分の言葉で歌い始めるまでの
1年間を追う
裕哉 26歳の旅立ち
BSプレミアム
番組スタッフから
【番組の見どころは?】
伝説のミュージシャン・尾崎豊の息子である裕哉さんにとって、音楽の道に歩み出すことは茨の道です。「自分は何者なのか?」「何を歌うべきなのか?」裕哉さんは文字通り苦悩し葛藤します。それでも音楽の道を選んだのは、そこにチャレンジしないことには自分の人生を前に進めることができないと感じていたからです。一方で、父の記憶を持たない裕哉さんにとって、音楽は父の思いを追体験するための媒介でもありました。「父親探し」と「自分探し」が同時に進行していくその先に、裕哉さんがどんな言葉を見つけるのか…。
【この番組を企画したきっかけは?】
尾崎豊さんの歌が好きで、以前から番組で取り上げたいと思っていました。しかし没後20年以上を経て、如何せん語られ尽くされている感があり、新たな切り口を見つけられずにいました。そんな折、裕哉さんが音楽活動を始めようとしているという話を聞きました。しかも、尾崎豊が亡くなった26歳で。父・豊さんが見られなかった景色に歩み出す、その瞬間を切り取りたいと思いました。
【心に残ったもの、あるいは心に残るものは?】
番組では取り上げていませんが、裕哉さんはステージに立つ時に父の形見である金色のネックレスを着けています。もしかしたら、それは裕哉さんにとってお守りのようなものなのかもしれません。自伝の中にこんな文章があります。
「父親の存在は心の中でいつも感じられていた。不思議なのだけれど、自分のことを常に見てくれているという安心感があった。」記憶にない父に思い焦がれるその気持ちが、とても印象的でした。
【見てくださる方に一言】
これは家族の物語です。一見、特別な父子の話と思いがちですが、そこには普遍的な親子の姿があります。見た後に、ふと自分の家族と向き合い、「自分にとって大切なもの」について考えるきっかけになればと思います。
(番組プロデューサー 松井奈緒子)
番組内容
26歳で世を去った伝説のミュージシャン尾崎豊。自由、反抗、愛。歌には言葉がほとばしるように溢れかえる。そんな尾崎の一人息子が決断をした。裕哉26歳。父が人生を閉じたその年に同じ音楽の道をめざし始めたのだ。裕哉の声と姿は父の生き写し。しかし当時、裕哉は2歳。父の記憶はない。尾崎豊とは何者だったか?そして自分とは?父から旅立ち、尾崎豊の息子ではなく尾崎裕哉になるために。苦悩、葛藤、成長の1年に密着。
出演者ほか
【出演】尾崎裕哉,【朗読】市川実日子
チャンネル
- 2016年9月4日(日) 午後10時50分(60分)
BSトピックス SPECIAL COLUMN
父親は通過点、その先の景色を見たい 「父・尾崎豊を見つめて 〜裕哉26歳の旅立ち」 BY 高橋義人