2016年07月22日

ルーミー愛の詩(正しき者の報酬)

癒しのミュージアム by磐田の整体「氣の泉」
ルーミー(1207年9月30日~1273年12月17日)は、ペルシャ語文学史上最大の神秘主義詩人であり、「愛の旅人」とも呼ばれています。

正しき者の報酬

ひとつ処に集められる審判の日、
正しき者たちが天使に尋ねる。

–– 天使よ、天使よ。信じる者も不信の者も、
同じ地獄を渡るのではなかったか。

我らはここに辿り着くまでの間、
炎はおろか、煙すら目にしなかったが。

すると天使が答える。

–– 汝らが通り過ぎたあの庭園、
あれこそは紛うかたなき地獄であった。

だが汝らの目には、緑なす楽園と映っただろう。
汝らが見たのは、汝ら自身の魂に他ならぬ。

これより前に汝らは、自身の内奥に地獄を見、
燃え盛る炎を消し止めようと努めた。

憤怒の炎を柔和の光に、曇った無知を輝ける知に、
惑いの我欲を庭園にしつらえんと努めた。

小夜啼鳥が集い、賛美の歌が響き渡る庭園に
それゆえ汝らに対しては、地獄の炎も
緑と薔薇と、尽きせぬ宝になったのだ。




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Posted by 氣の泉 at 16:03 │ポエム