2016年08月01日

ルーミー愛の詩(礼拝の魂)

癒しのミュージアム by磐田の整体「氣の泉」
ルーミー(1207年9月30日~1273年12月17日)は、ペルシャ語文学史上最大の神秘主義詩人であり、「愛の旅人」とも呼ばれています。

礼拝の魂

ジャラールッディーンは問われた。
「定められた礼拝以外に、神に至る道はありましょうか」

「否、」彼は応えた。
「だが礼拝とは、定められたかたちのみを指すものではない」

定められた礼拝には、始まりと終わりとがある。
かたちあるもの全てに、始まりと終わりとがあるように。
肉体もやがては滅び、言葉も終には途切れて静寂が訪れるように。

だが魂には、いかなる条件の制約もない。
魂には、終わりというものがない。
預言者達が、礼拝の本質を指し示している……

礼拝とは、魂が魂自身をも含めて、全てを忘れ去ることにある。
そのとき、かたちあるものは全て消え去ってしまう。
純粋なる精神そのものである天使ガブリエルですら、
その領域に立ち入ることはできない。

「このような礼拝は、もはやいかなる宗教とも呼べぬ」

おのれの理性を崇拝する者はそう言うだろう。
だが真の崇拝とは、神との合一にこそある。
礼拝の魂は、まさしくそこにあるのだ。




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Posted by 氣の泉 at 16:03 │ポエム