2016年08月26日

ルーミー愛の詩(感じることと、考えること)

ルーミー(1207年9月30日~1273年12月17日)は、ペルシャ語文学史上最大の神秘主義詩人であり、「愛の旅人」とも呼ばれています。

感じることと、考えること

誰かがザイドの頸を強く叩いた。
拳を構えて振り返るザイドに、
「待てまて」、ザイドを叩いた者が言った。

「まずは私の問いに答えてくれ、
私を叩き返すのはその後にしてくれ。
私はおまえの頸を叩いた。
その時、ぴしゃりと音がした。

さて、ここで質問だ。
その音は私の手からくるものか?
それとも、おまえの頸からくるものか?
さあさあ、賢者よ、どう思う?」

ザイドは答えた。

「痛くていたくて、それどころじゃない。
問いの答えは、おまえが考えろ。
痛みを感じるのに忙しい者は、
悠長に考えごとをしていられるほど暇じゃない。」




同じカテゴリー(ポエム)の記事

Posted by 氣の泉 at 15:03 │ポエム