自動運転技術など 研究開発費が過去最高水準に 大手7社
自動車メーカー各社は、運転の一部を自動で行う自動運転技術などの開発を加速させていて、今年度、大手7社の研究開発費は合わせて2兆8000億円を超え、過去最高の水準となる見通しです。
このうち、トヨタ自動車は、2020年をメドに高速道路でドライバーがハンドルを操作しなくても、車線を変更したり、追い越しをしたりできる自動運転の実用化を目指しています。この機能に必要なAI=人工知能の技術開発に力を入れていて、今年度のグループ全体の研究開発費は前の年度より1.3%多い1兆700億円と過去最高となる見通しです。
日産自動車は、2020年までに一般道路でも走行できる自動運転車の実用化を目指しています。人や車を認識するカメラやセンサーなどの性能を高める必要があり、今年度の研究開発費は前の年度より5.3%多い5600億円と、こちらも過去最高の水準となる見通しです。
国内の多くの自動車メーカーは、円高の影響で今年度の業績が減益になる見通しを示していますが、自動運転など最先端の技術は将来の収益の柱になるとして研究開発に力を入れています。このため、今年度の大手7社の研究開発費は合わせて2兆8020億円と、前の年度を2.4%上回り、過去最高の水準となる見通しです。
日産自動車は、2020年までに一般道路でも走行できる自動運転車の実用化を目指しています。人や車を認識するカメラやセンサーなどの性能を高める必要があり、今年度の研究開発費は前の年度より5.3%多い5600億円と、こちらも過去最高の水準となる見通しです。
国内の多くの自動車メーカーは、円高の影響で今年度の業績が減益になる見通しを示していますが、自動運転など最先端の技術は将来の収益の柱になるとして研究開発に力を入れています。このため、今年度の大手7社の研究開発費は合わせて2兆8020億円と、前の年度を2.4%上回り、過去最高の水準となる見通しです。