ロシア人の60% 朝鮮半島紛争時に仲裁者の役割担う

【ソウル聯合ニュース】韓国とロシアで実施された世論調査によると、韓国人の72%、ロシア人の56%が両国の協力が自国の利益に合致すると考えていることが3日、分かった。

 調査は韓国外国語大のロシア研究所とロシアの世論調査機関が7月、韓国人1000人、ロシア人1600人を対象に行った。

 調査結果によると、両国の経済協力や両国関係の強化を支持する割合が高かった。両国関係について、現在戦略的なパートナー関係か、今後戦略的なパートナー関係になるとの回答は韓国で77%、ロシアで66%だった。

 両国の協力の障害要因としては、韓国人の57%、ロシア人の31%が国際政治的な問題を挙げた。次に、否定的な先入観、相手国への情報不足などが続いた。

 南北間の緊張状況が発生した際、韓国人の41%はロシアが北朝鮮を支持すると予想した。だが、ロシア人の59%は紛争解決のため、仲裁者の役割を担うと答えた。

 韓国を代表するイメージとして、ロシア人は産業や先進技術、南北分断、韓国人の魅力的なルックスなどを挙げた。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース