09月02日 09時51分
愛知県豊川市と知立市で「保険の還付金がある」とか「金が入ったかばんを盗まれた」などといったうその電話を受けて、60代と80代の男女が、現金計1000万円をだまし取られる被害が相次ぎ、警察は不審な電話があれば家族などに確認するよう呼びかけています。
8月31日から9月1日にかけて豊川市に住む60代の女性が市役所の職員を名乗る男から、「医療保険の還付金がある」などといった、うその電話を複数回受けて、指示されたATMから現金計400万円を振り込んでだまし取られました。女性は携帯電話で指示を受けながらATMを操作していたということです。
一方、8月18日には知立市の80代の男性の自宅にも息子を名乗る男から「会社のかばんを盗まれたので金を貸して欲しい」などといったうその電話があり、男性が会社の関係者を名乗って自宅に現れた若い男に現金計600万円を手渡しだまし取られていたということです。
警察は、いずれも詐欺事件として捜査しています。
警察は還付金の手続きとしてATMの操作を求めたり、上司や弁護士を名乗る男が自宅に現金を受け取りに来たりするのは詐欺だとして注意を呼びかけています。
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