「こうのとり」6号機打ち上げ 12月以降に
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ宇宙航空研究開発機構(JAXA)の無人補給機「こうのとり」6号機の打ち上げが12月以降になる見通しであることが分かった。当初は10月1日の打ち上げ予定で、10月末までISSに滞在している大西卓哉宇宙飛行士(40)がロボットアームでつかまえる計画だったが、実現しないことになった。
8月にガス漏れが見つかった配管の修理や点検に時間がかかるためで、JAXAは年内の打ち上げを目指し、米航空宇宙局(NASA)などと調整している。
こうのとり6号機はH2Bロケットで鹿児島の種子島宇宙センターから打ち上げられ、ISSに日本製リチウムイオン電池などを届ける予定。【阿部周一】