【米国はこう見ている】「極東から来た天才たち」―メジャー史を彩る日本人6選手を米紙が特集
2016.09.03
100年以上も紡がれてきたメジャー史には、着実に日本人選手たちの存在が刻まれている。米紙「ニューヨーク・デイリーニュース」電子版では「極東から来た天才たち」と題した特集を組み、メジャーの歴史の中でも一際強い光を放つ6人の日本人選手を紹介している。
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photo Yukihito Taguchi, Getty Images

メジャー史上30人目の偉業を達したイチローは“日本人”枠を超えた!?

 バース、ラミレス、カブレラ、ローズ…日本プロ野球史を振り返る時、そこには必ず外国人選手の名前が登場する。日本のプロ野球が現在の形に発展するまでに、彼らの活躍と存在は欠かせないものとなってきた。では、その目をメジャーに移すとどうだろうか? 1964年に村上雅則氏が日本人初のメジャーリーガーとなって以来、現在に至るまで数多くの日本人選手が海を渡った。今季はマーリンズのイチローが、メジャー史上30人目となる通算3000安打の偉業を達成。100年以上も紡がれてきたメジャー史には、着実に日本人選手たちの存在が刻まれている。米紙「ニューヨーク・デイリーニュース」電子版では「極東から来た天才たち」と題した特集を組み、メジャーの歴史の中でも一際強い光を放つ6人の日本人選手を紹介している。

 最初に取り上げられているのは、誰であろうイチローその人だ。シーズン最多262安打という記録はもちろん、10年連続200安打以上を達成した唯一の存在であることも紹介。日米通算安打数が4000を超え、「ピート・ローズはもちろん他の誰よりも優れた打者だという議論が起きた」と、一連の“論争”にも触れている。その上で「彼は日本から来た最高のMLB選手という存在にとどまらず、史上最高の打者は誰かという議論の対象になる選手」と大絶賛。“日本人”という枠を超えた存在であるとしている。



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