清澄高校応援部
ふわふわな記憶
咲-Saki- 第164局 「素晴」 感想
咲-Saki- 第164局
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第163局 「炸裂」 感想 )

前回、未来視で場を制圧する怜を前についに爆発を果たした漫ちゃん。千里山と姫松。前評判通り、関西が誇る強豪の2校が手に汗握る攻防を繰り広げる中、ついに我らが希望の星・すばら先輩が最下位に転落してしまった。後輩、そして友達。大切な人たちが見守る中、すばら先輩は何を想うのか。
捨てゴマ。彼女はそう言った。そして、捨てゴマでも自分にはチームに必要とされる力があると。この達観っぷりにはただただすばら!と叫びたいね。将棋だってそうじゃん。「自分の王を守り、相手の王を詰める」という目的を達成するために、動きの違う8種類の駒がそれぞれの役割を与えられる。そして、動き方こそ違えど全てのコマに共通して言えることは後ろに進めないコマはあっても、前方に進めないコマはない。いつだって、勝利に向かって前を向くために。トバない、折れない、諦めない。新道寺のムードメーカにして、『咲-Saki-』が誇るメンタルタフネス。社畜適性も抜群のすばら先輩こと花田煌さんのターンはこっからだ!

勢いづく漫ちゃんを前に、準決勝の闘いを思い出すすばら先輩。エース区間である先鋒戦にオーダーされている以上、強敵との対局は避けられないけれど、すばら先輩は本当に手強い相手とばかり闘っているのが辛いね。ただ、あの照と2回連続での対局を経験したのだから生半可なピンチでへこたれるすばら先輩でない。
下家――偶然か否か、対局を左右するキーマンとなる選手の下家に座ったすばら先輩。そして、迎えるは漫ちゃんの親番。それなら、自分が出来ることは・・・。ここをがんばりどころのがんばりどころと見るや、ついにすばら先輩が動き出す。

漫ちゃんから喰いタンにうってつけの
が飛び出し、これをチー。だが、
ではなく
を捨てるという不可解な選択を取る。
当然デジタル的にはあり得ない打ち方。だが、対局者・点数・場の状況。そのすべてを考慮して、導き出されるのは怜への「メッセージ」。勢いに乗る漫ちゃんの親番を安い手で流すための共闘。準決勝の険しい対局を経験した彼女たちだからこそ、その狙いに瞬時に辿り着く。この2人の空気感が実にすばら!
怜のアシストを受けて、順調に聴牌までこぎつけるすばら先輩。怜が「普段の行動より大きく逸脱するほど 次の未来視がしばらく曇るんや」と言っているけど、やはり未来を見て行動を変えることのリスクはあるんだね。確かに本来なら和了りに向かうところを、差し込みのために捨て牌を選択するなんてのはイレギュラーな行動の最たる例だもんなぁ。未来視の対策を考えるなら、ここに隙がありそうだ。

成香ちゃん...笑。もはや、不憫すぎてかわいそかわいい。しかし、これはこれでおいしいすばらな愛されポジションだよなぁと。









ドラ
すばら先輩の手牌は
単騎の喰いタンのみ。

だが、ここから次巡にドラの
をツモり、
待ちに受ける。
怜には申し訳ないが、ここでの
切りのリスクを考えると、こうせざるを得ないよね。
そして、更に次巡。すばら先輩がツモってきたのはダブドラの
を切って、安手流しを狙っていたのに、蓋を開けてみればタンヤオドラ2赤1の2000・3900の手が出来てしまうというのも麻雀のおもしろいところ。

このすばら先輩の和了りによって、点数状況は千里山:124100点、姫松:95700点、新道寺:92700点、有珠山:87500点となった。怜のアシストによって何とか3位に浮上したすばら先輩だけど、まだまだ勝負はこれから。すばら先輩を応援している身としては、この親番での活躍を期待したいところ。当ブログはいつまでもすばら先輩を応援しております!
次回は9/16発売号で掲載予定。
『咲-Saki-』重大発表!!

何と、『咲-Saki-』の実写化プロジェクトが始動している模様...。
見てみるまでわからないが、正直予想の斜め上というか、そんなん考慮しとらんよ・・・感。まぁ、決まったことなら良い出来であることを願うばかり。
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第163局 「炸裂」 感想 )
一進一退
前回、未来視で場を制圧する怜を前についに爆発を果たした漫ちゃん。千里山と姫松。前評判通り、関西が誇る強豪の2校が手に汗握る攻防を繰り広げる中、ついに我らが希望の星・すばら先輩が最下位に転落してしまった。後輩、そして友達。大切な人たちが見守る中、すばら先輩は何を想うのか。
捨てゴマ。彼女はそう言った。そして、捨てゴマでも自分にはチームに必要とされる力があると。この達観っぷりにはただただすばら!と叫びたいね。将棋だってそうじゃん。「自分の王を守り、相手の王を詰める」という目的を達成するために、動きの違う8種類の駒がそれぞれの役割を与えられる。そして、動き方こそ違えど全てのコマに共通して言えることは後ろに進めないコマはあっても、前方に進めないコマはない。いつだって、勝利に向かって前を向くために。トバない、折れない、諦めない。新道寺のムードメーカにして、『咲-Saki-』が誇るメンタルタフネス。社畜適性も抜群のすばら先輩こと花田煌さんのターンはこっからだ!
下家
勢いづく漫ちゃんを前に、準決勝の闘いを思い出すすばら先輩。エース区間である先鋒戦にオーダーされている以上、強敵との対局は避けられないけれど、すばら先輩は本当に手強い相手とばかり闘っているのが辛いね。ただ、あの照と2回連続での対局を経験したのだから生半可なピンチでへこたれるすばら先輩でない。
下家――偶然か否か、対局を左右するキーマンとなる選手の下家に座ったすばら先輩。そして、迎えるは漫ちゃんの親番。それなら、自分が出来ることは・・・。ここをがんばりどころのがんばりどころと見るや、ついにすばら先輩が動き出す。
チーです
漫ちゃんから喰いタンにうってつけの
当然デジタル的にはあり得ない打ち方。だが、対局者・点数・場の状況。そのすべてを考慮して、導き出されるのは怜への「メッセージ」。勢いに乗る漫ちゃんの親番を安い手で流すための共闘。準決勝の険しい対局を経験した彼女たちだからこそ、その狙いに瞬時に辿り着く。この2人の空気感が実にすばら!
怜のアシストを受けて、順調に聴牌までこぎつけるすばら先輩。怜が「普段の行動より大きく逸脱するほど 次の未来視がしばらく曇るんや」と言っているけど、やはり未来を見て行動を変えることのリスクはあるんだね。確かに本来なら和了りに向かうところを、差し込みのために捨て牌を選択するなんてのはイレギュラーな行動の最たる例だもんなぁ。未来視の対策を考えるなら、ここに隙がありそうだ。
巻き添え
成香ちゃん...笑。もはや、不憫すぎてかわいそかわいい。しかし、これはこれでおいしいすばらな愛されポジションだよなぁと。
すばら先輩の手牌は
ドラ
だが、ここから次巡にドラの
怜には申し訳ないが、ここでの
そして、更に次巡。すばら先輩がツモってきたのはダブドラの
すばらな親番
このすばら先輩の和了りによって、点数状況は千里山:124100点、姫松:95700点、新道寺:92700点、有珠山:87500点となった。怜のアシストによって何とか3位に浮上したすばら先輩だけど、まだまだ勝負はこれから。すばら先輩を応援している身としては、この親番での活躍を期待したいところ。当ブログはいつまでもすばら先輩を応援しております!
次回は9/16発売号で掲載予定。
『咲-Saki-』重大発表!!
何と、『咲-Saki-』の実写化プロジェクトが始動している模様...。
見てみるまでわからないが、正直予想の斜め上というか、そんなん考慮しとらんよ・・・感。まぁ、決まったことなら良い出来であることを願うばかり。
« つながる心、... |
上手く作れる気がしないし...