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14歳の中学生棋士誕生 最年少記録62年ぶり更新

三段リーグ戦の最終日、対局する藤井聡太三段=日本将棋連盟提供

 将棋の第59回奨励会三段リーグ戦が3日、東京都渋谷区の東京将棋会館で最終日を迎え、上位2人に入った大橋貴洸(たかひろ)三段(23)と藤井聡太(そうた)三段(14)がプロ棋士となる四段昇段(10月1日付)を決めた。藤井新四段は昇段時、14歳2カ月の中学2年で、これまで最年少記録だった加藤一二三九段(76)の14歳7カ月を62年ぶりに更新した。中学生で昇段を決めたいわゆる中学生棋士は、加藤九段のほか、谷川浩司九段(54)、羽生善治王位(45)、渡辺明竜王(32)で、藤井新四段は史上5人目になる。

 藤井新四段は愛知県瀬戸市在住。5歳で将棋を覚え、2012年に杉本昌隆七段門下で関西奨励会に6級で入った。以降昇級昇段を続け、昨年10月に13歳2カ月の史上最年少で三段に昇段。今期から三段リーグに参加していた。現行の三段リーグを1期で抜けたのは、第1回の2人を除くと史上6人目。

 藤井新四段は10月以降、公式戦に出場する。名人戦につながる順位戦は、来年開幕の第76期からC級2組に参加する。【山村英樹】

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