首相 ジブチ大統領と会談「航行の自由が重要」

首相 ジブチ大統領と会談「航行の自由が重要」
ケニアを訪れている安倍総理大臣は、ジブチのゲレ大統領と会談し、海洋進出を強める中国を念頭に、海洋国家として、航行の自由が重要だという認識で一致しました。
TICAD=アフリカ開発会議に出席するため、ケニアを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の28日午後、ジブチのゲレ大統領と会談しました。

この中で、安倍総理大臣は、ソマリア沖の海賊対策に参加している海上自衛隊の活動拠点がジブチに置かれていることに触れ、自衛隊に対するジブチの継続的な支援に謝意を表しました。そして、ジブチに対し、1億4000万円の食料援助を行うことを伝えました。
また、両首脳は、海洋進出を強める中国を念頭に、ともに海洋国家として、航行の自由が重要だという認識で一致しました。

このあと、安倍総理大臣は、ウガンダのムセベニ大統領と会談し、首都カンパラの送電網などの整備に、およそ136億円の円借款を供与することを表明しました。