菅原普
2016年9月3日15時26分
朝食をテーマにしたキャンペーン「あさご藩」を、佐賀県が始めた。キャッチコピーは「全米が、炊けた」。環太平洋経済連携協定(TPP)やコメの生産調整(減反)廃止を見据え、危機感を抱き、農林水産物の売り上げ向上を狙う。県出身タレント総動員の豪華事業は「攻めの一手」となるか。
8月21日の朝、佐賀市内であった試食会。夏休み中の親子約30人の前に、佐賀牛の角切りしゃぶしゃぶや呼子のイカのなめろうなど、県産品を用いたぜいたくなおかずが、炊きたてのコメ「さがびより」と共に並んだ。山口祥義(よしのり)知事の「朝ごはん、いただきます」のかけ声のあと、箸をつけると、参加者から一斉に笑みがこぼれた。
イベントは県が始めた、佐賀藩ならぬ「あさご藩」プロジェクトの一つ。生産量・販売額とも日本一のノリなど県産の食材を、素材感が伝わりやすく、おいしそうな朝食に仕立てることで全国にPRし、売り上げ増につなげるねらいだ。メニューはフードスタイリストの飯島奈美さんが考案し、特設サイト(http://www.asago-han.jp/)にレシピを公開している。
時代劇風のウェブ動画も作製。お笑いタレントのはなわさんや弟で漫才コンビ「ナイツ」の塙宣之さん、江頭2:50さん、優木まおみさんら、県出身のタレントによる「地産地消」の作品だ。
今回の献立は夏バージョン。県は今後、季節ごとに県産品を使ったレシピを追加していく予定で、秋以降は東京都内の飲食店でも提供する予定だ。
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朝日新聞社会部
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