蹴球探訪
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【プロ野球】執念の伊東采配 清田、同点スクイズ2016年9月3日 紙面から
◇ロッテ1−1西武互いに投手陣が踏ん張り、延長12回で引き分けた。西武が3回にメヒアの適時打で先制し、ロッテは4回に清田のスクイズで同点。延長戦では西武が11、12回の好機を生かせず、ロッテも12回1死一、二塁から後続が倒れた。 ◇ 試合前のロッテ・伊東監督は複雑な表情だった。この日、右肘痛で戦列を離れていた内を登録。シーズン終盤に離脱者が続出する中、頼もしい中継ぎ右腕が復活した。指揮官が「内が戻ってきたのはありがたい」とひと安心したのもつかの間、またしても主力に負傷者が出た。 不動の4番・デスパイネが左手首の強い痛みを訴えたため大事を取ってベンチスタート。「ずっと前から痛みを我慢しながらやってくれていた。長引かなければいいが」。伊東監督はリーグ3位の87打点をマークしている主砲の状態を憂えた。 代役には1日に5号3ランで通算1000打点を記録した井口を指名。今季初の4番を務めたベテランは1回の第1打席で四球を選び、1点を追う4回の第2打席は先頭で三振に倒れた。 その直後だ。鈴木が四球で出塁すると指揮官が動いた。細谷が右前へエンドランをきっちり決めて好機を演出した。迎えた1死一、三塁のチャンス。清田がセーフティースクイズを成功させて試合を振り出しにした。 (小林良二) PR情報 |