RPGの矛盾
RPGでもし戦いに敗れて戦死しても簡単に「生き返らせる事ができる」その一方で戦闘による死ではなく
ストーリーの進行上の死は「生き返らないもの」としてなぜか受け入れられているよね。
でも子ども心になんで「オルテガにザオリクしないんだよ!!」とは思ったものです。
いや、オルテガやパパスみたいな有名人じゃなくてもその辺の牢獄やダンジョンで転がってるモブの死体にだってザオリクかけてやればいいじゃんって。
世界樹とかいう馬鹿でかい木に蘇生効果のある葉っぱがついてるじゃねーかよって。
漫画の世界に至っては男塾の連中なんて作中何回も死んでたのに「俺が男塾の富樫源治じゃー」みたいな気合と周囲の「おぉーお前生きとったんかー」(涙)
みたいな演出によって、昔は死んでも生き返るのが当たり前でしたよね。
あとこいつも全然、死なないw
ロスト
そういう疑問をかかえた中で本当に死んでしまうゲームも中にありましたね、ゲーム内でキャラが消滅する事はロストとよばれてました。
僕が初めてロストを体験したのはウイザードリィだと思います。
ウイザードリィでは死→灰→消失と段階的に進みます。死んで生き返らせることに失敗すると灰に灰の蘇生に失敗するとロストしてしまいました。
このゲームはどんなに強くても一撃で殺す「クリティカルヒット」を放つ敵が結構多くて戦闘には緊張感がありました。
他にも移動魔法で座標を間違えると壁に埋もれて死ぬとか、死と隣り合わせの硬派なゲームだったと記憶しています。
あと死が重い代表作といえばファイアーエムブレムでしょうね。
一作目のヤツは基本、死んだら生き返らない、なんかの杖で一回だけ生き返らせる事ができたかな。
このゲームは人だけじゃなく武器も消耗しきったら消滅してしまうから強武器のグラディウス使いまくって後半積むとか
キャラ育成間違えても積む様な、かなり難易度高かったゲームですね。序盤でジェイガン使いまくってたら中盤位で老害になりやがって。
葬式のマナー
先月、お世話になった人がなくなりました。今の仕事について色々と指導してくれた上司だった人だ。
僕は今まで通夜や告別式に参列する機会が殆どなく大人になってから初めて葬式に参列しました。
久しぶりに着た喪服のスラックスがパンパンでホックが閉まらなかったのは内緒ですw
葬式のマナーについてはネットで見ると詳しく説明されていて参列前に恥かかないように研究しました。
焼香の回数とか礼の仕方とかも書いてありますが当日も、通夜前に葬儀屋がレクチャーしてくれましたね。
ですが実際に参列して思ったのはみんな適当?あまり型通りにはやっていませんでした、詳しそうな年配の方もです。
喪服を着ること、線香の火を息で消さないくらいの知識で事足りるなと思いました。
事前に数珠は絶対必要みたいに言われてましたが実際にはあった方が良い位でしたね、持ってない方もそれなりにいました。
もっとも今回は近親者だけで行った葬儀だったからもっと公的な場合はしっかりした知識とマナーは必須だと感じました。
ザオリクも世界樹も存在しない
当たり前のことだけど人は死んだら生き返らない、しかし棺に入った上司の顔はとても安らかでした。
上司は病死、DEATHなんデス!上司の意思を俺は継ぎ、次の時代へ向かうんデス、yeah!
(ここで何故かおやじギャグラップ挿入:40男子,作)
今回の葬儀を経て僕も40を過ぎて身近な人の死というのを体験し、これからも多くの死を体験する事になるんだなと実感してきました。
今回の葬式で人は死ぬ、そんな当たり前をおしえてもらいました。
それが上司の最後の教えです。
僕はオフィスの奥にある大きなデスクに上司がいない事を一か月たってようやく受け入れられた気がします。
上司のご冥福をお祈りします
ん?そういえばドラクエにもロストあったわ(怒)
↓久しぶりにゲームブログっぽい事かいたよね?