東京観光と言えば、都心を一望できるスカイツリーや東京タワーは欠かせません。
見渡す限り田んぼと山の景色で育った私が、中学生の頃に東京タワーの展望台から、どこまでも広がる都会の風景を見たときの衝撃は、20年経った今でも鮮明に覚えています。
田舎者にとって都会への憧れは展望台で育まれると言っても過言ではありません。
そんな私も東京に住み始めて結構日が経ちます。息子も生まれて、色々と東京観光をするようになりました。
色々と分かるようになった1歳児に東京の絶景を見せてみたい
1歳になると、色んなことを理解するようになります。
走る電車やバスを見てテンションが上がったり、ディズニーランドでキャラクターに近づかれて大泣きしたり。
そんな息子なので、展望台的なところで高層ビルを眼下に見せたらどんな反応をしてくれるだろうか、と思っていました。
スカイツリー・東京タワーにも行ってみたけど
そういうわけで、スカイツリーや東京タワーに家族で行ってきました。
でもさすが日本を代表する観光名所。人がわんさかわんさかいました。
自由奔放な1歳児、景色そっちのけでうろちょろ。頑張って景色を見せようにも、人が多いので動きたい盛りの1歳児にはちょっと無理がありました。
大人たちもそんなフリーダム1歳児のケアで景色を楽しむどころではなく、高いお金を払った割に楽しめなかったな、というのが正直な感想でした…。
無料で貸切のように東京を一望できるところがあった
そんなやんちゃ1歳児が気の赴くままに東京の景色をつまみ食いできるところがありました。しかも無料で。
最近の我が家のお気に入りで、平日休日を問わずもう何回も行っていますが、人で溢れているところに遭遇したことはありません。いても数名程度です。
まさに東京の景色を貸し切ることができます。
息子氏、絶景にがっつく
さすがにスカイツリーほどの高さはありませんが、東京タワーの展望台からの景色くらいには絶景でした。
息子も興味津々に外を眺めておりました。
展望台の作りも、ちょうど小さい子が乗れるくらいの足場が窓にあり、窓も出っ張っているので、1歳児でも好きなように景色を楽しむことができます。
周りに人がいないので、大人も気兼ねなく1歳児を野放しでき、ストレスフリーに景色を楽しむことができました。
スカイツリーではスカイツリーが見えない
当たり前ですが、スカイツリーの展望台からはスカイツリーは見えません。日本一高い建物なのに展望台から見えないんです。なんか損した気持ちになりませんか。
その点、シビックセンターからはスカイツリーがばっちり見えます。シビックセンター自体はただの区役所なので、シビックセンター自身が見えなくてもなんら気持ちがざわつきません。
展望台からは残念ながら東京タワーは見えないようですが、展望台の一角にある椿山荘のレストランから見えるみたいです。
結構お高めなレストランですが、スカイツリーの入場に2500円かかることを思えば、それと同じような値段で椿山荘の料理が食べれるので、トータルお得…と言えなくもない。
また、東京タワーは見えませんが、新宿副都心のビル群や富士山も見えるので、展望台としては十分合格点です。
電車も見える
電車好きな1歳児には重要なファクターです。シビックセンターの隣は丸ノ内線後楽園駅で、後楽園は地上駅なので走る電車を上から眺めることができます。
展望台まで来て真下の電車にがっつくのは大人的には苦笑いですが、息子は毎回電車を見つけてはテンションをだだ上げています。
すぐ近くに東京ドームシティ
そしてすぐ近くには東京ドームシティがあります。東京ドームやラクーアや遊園地のあるあれです。
我が家のよくある休日のパターンは
- 朝とりあえず展望台で涼しく東京を一望
- ラクーアがオープンしたらウィンドウショッピングという名の散歩
- レストランフロアの丸亀製麺でうどんをチュルチュル
- そのままお昼寝しながら帰宅
です。
1歳児でも丸一日楽しく時間を潰すことも可能です。
おわりに
お出かけしたい盛りの1歳児。
思うがままに歩き続ける1歳児。
親としてはお出かけさせてあげたいけど、人や車が多いところは正直避けたい…。
でも観光名所に観光客はつきもの。ラーメンを食べるのでさえ長蛇の列で並ぶ東京で、人気の観光地ともなれば人でごった返して当たり前です。
行きたいけど、行くと大変。
そんなときこそ穴場スポットです。
東京の絶景を小さな子どもとのんびりゆっくり堪能したいなら、文京シビックセンターおすすめです。
基本情報
シビックセンター展望台
【開所時間】 9時00分~20時30分(無料)
【休所日】年末年始(12月29日~翌年1月3日)、文京シビックセンター全館休館日(5月第3日曜日)
【高さ】地上105メートル(東京タワー展望台:150m、スカイツリー:350m)
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