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 4日から中国で始まる主要20カ国・地域(G20)首脳会議を目前にし、開催地の浙江省杭州市では2日、厳しい警備態勢がとられた。当局は市民に対し、会期中は市外へ旅行に行くよう促すなど、中国流の「環境整備」も進めている。

 杭州市内は2日、交通量が少なく、あちこちに警官が立って不審者に目を光らせた。外国メディアが宿泊するホテルでは、記者への入念な荷物検査が繰り返された。

 地元当局は、各国の首脳や代表団がスムーズに移動できるようにするため、政府機関や学校を1~7日は臨時休暇とした。中国の代表的な観光地で世界遺産の西湖周辺も6日まで、一般開放は中止となる。

 一方で当局は、期間中は市民が…

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