2016-09

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熊毛1市3町,防衛省への抗議活動 - 2012.10.13 Sat

10月12日、熊毛地区(馬毛島周辺)1市3町の市長らが防衛省を訪れ、9月26日に地元を無視して、現地調査を行ったことに強く抗議したうえで、改めて国に訓練移転に反対の意思を伝えました。

昨年6月、ワシントンで行われた日米安全保障協議会で日米協同文書に馬毛島へのFCLP訓練基地が、地元への説明や同意もないまま明記されたことに対して、小川勝也防衛副大臣に抗議活動を行ってからの馬毛島周辺自治体1市3町でつくる「米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会」の今までの主なる防衛省への抗議活動状況です。

2011.10.20
■ 防衛省 神風英男防衛大臣政務官に対して、7万72名分の反対署名を提出する。
文部科学省 城井崇政務官及び外務省 加藤敏幸政務官にも要請活動を行う。

2011.11.30
■ 一川防衛大臣の予算計上に関する発言を受け、防衛省 渡辺周副大臣に抗議活動を行う。

2012.05.31
■ 神風英男防衛大臣政務官に全国から集まった14万人分を超える移転反対署名を提出し、改めて訓練移転に反対の意思を伝え、要請書を渡しました。

福沢諭吉は学問の勧めで「国に対して文句を言わないから、国は国民に対して厳しい政府になるのである。」と、説きました。
沖縄然り、馬毛島問題もこれだけ文句を言っても状況変わらず。
福沢諭吉も吃驚仰天、今の日本全般を憂いているのではないでしょうか?
もっともっと、文句を結集しましょう!!!



【動画】馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議  KTS鹿児島テレビ  2012年10月12日
http://news.ktstv.net/e35359.html
当ブログでは動画を見ることは出来ませんのでURLをクリックしてください。  リンク切れにご注意。

>馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-1
西之表市の馬毛島にアメリカ軍の訓練移転が検討されている問題で、熊毛地区1市3町の市長らが防衛省を訪れ、地元を無視して、現地視察を行ったことに強く抗議したうえで、改めて国に訓練移転に反対の意思を伝えました。

馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-2

馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-3
アメリカ軍の空母艦載機離着陸訓練、FCLPの移転先に馬毛島が検討され、去年6月、日米共同文書に明記されたものです。

馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-4

馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-5
12日は午前11時すぎに西之表市の長野力市長など熊毛地区1市3町の市長や議長らおよそ10人が防衛省を訪れ、長島昭久副大臣に面会しました。この中で、長野市長らは先月、地元に説明もせず、防衛省が馬毛島の現地視察を行ったことに強く抗議しました。

馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-6
9月26日に地元を無視して行った現地視察の様子

馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-7
改めて国に馬毛島への訓練移転に反対の意思を伝えました。

馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-8

馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-9

馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-10

馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-11

馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-12

馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-13
12日は全国から集まった反対署名も提出されました。これで1市3町が防衛省に提出した反対署名はあわせて、21万9473人分になりました。

馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-14

馬毛島問題・熊毛1市3町が防衛省に抗議-15
12日の閣議後の記者会見で、森本敏大臣も馬毛島問題については「地元の理解を得ながら進めていきたい」との見解を示しました。”地元の頭越しに進めるやり方は許せない”と反発する1市3町、これに対し、”地元の理解を得ながら進めていきたい”とする防衛省


オスプレイ種子島上空を飛行 - 2012.10.04 Thu

オスプレイが種子島上空を飛行したことに関して、鹿児島県の企画課ではアメリカ軍の軍用機が日本国内を飛行することは日米地位協定で認められていると前置きした上で「今回の件は、地元から抗議はきていないので今のところ、すぐに対応する考えはない」との事です。

沖縄の普天間基地に24機のオスプレーが予定通り配備された場合、そこから8箇所の低空飛行訓練場所に行くルートで年間330回の訓練を行うそうです。
沖縄の普天間基地を基点とし往復しますから330回の倍になり上空を660回通る事になります。
その全てが熊毛地区(屋久島、馬毛島、種子島付近)を通る訳では有りませんが、かなりの危険性を伴います。

県、市町村は騒音被害、危険性の苦情などを受け付けてはくれます。
しかし幾ら言っても日米安保条約、日米地位協定の厚い壁により日米両政府から無視され続けます。
 馬毛島への 在日米軍の空母艦載機離着陸訓練(FCLP)基地として移転計画が進んでおり、それによる騒音被害、危険性などが危惧されている折に、馬毛島に無人機の訓練場構想 、そしてオスプレイの上空通過問題。
根本的には日米安保条約、地位協定がある限りこれらの問題は解決できそうにありません。

軍事力を増強するのではなく、近隣諸国の脅威を取り除く為の弛まぬ努力こそが必要でしょう。


オスプレイ、馬毛島上空も飛来

グレーの線はアメリカ海兵隊発表のオスプレイ飛行ルート



KTSのカメラがオスプレイを県内上空で撮影 KTS鹿児島テレビ   2012年10月02日
http://news.ktstv.net/e35075.html

当ブログでは動画を見ることは出来ませんのでURLをクリックしてください。  リンク切れにご注意。

アメリカ軍の新型輸送機オスプレイについてです。山口県の岩国基地に一時駐機していたオスプレイ。きのうの6機に続いて、きょうも3機が沖縄県の普天間基地に向かいました。飛行ルートは公表されていませんが、種子島の上空でオスプレイの飛行が確認され、KTSのカメラがその様子をとらえました。

 午前11時前、3機のオスプレイは種子島の中種子町の上空を爆音を響かせながら、北から南西方向へ向けて通過しました。このオスプレイはきょう午前10時ごろ山口県の岩国基地を離陸したもので、種子島上空を通過し、正午すぎに沖縄県の普天間基地に着陸しました。オスプレイは海外で事故が相次ぐなど安全性を疑問視する声が強く、沖縄などで配備に反対の声があがっています。今回、種子島上空を通過することについて政府やアメリカ軍から説明はなく、地元では反発と諦めの声が聞かれました。一方、県企画課は「アメリカの軍用機が日本国内を飛行することは、日米地位協定で認められている」と前置きしたうえで、「今回の件について地元から抗議はきていないので今のところ、すぐに対応する考えはない」とコメントしています。きょう3機が移動したことで、岩国基地に駐機していた12機のオスプレイうち、9機が普天間基地に配備されたことになりますが、残りの3機については機体の整備などで、配備に数週間かかる見通しです。なお、オスプレイについては奄美大島からトカラ列島にかけての海域が低空飛行訓練のルートのひとつに挙げられています。


オスプレイ種子島上空を飛行-1

オスプレイ種子島上空を飛行-2

オスプレイ種子島上空を飛行-3

オスプレイ種子島上空を飛行-4
岩国基地

オスプレイ種子島上空を飛行-5
普天間基地

オスプレイ種子島上空を飛行-6
普天間基地

オスプレイ種子島上空を飛行-7

オスプレイ種子島上空を飛行-8

オスプレイ種子島上空を飛行-9

オスプレイ種子島上空を飛行-10

オスプレイ種子島上空を飛行-11

オスプレイ種子島上空を飛行-12

オスプレイ種子島上空を飛行-13



沖縄 怒り沸騰 - 2012.10.03 Wed

沖縄には琉球新報、沖縄タイムス2社の新聞社があり、基地問題に関して過去、現在、未来を捉えた内容の深い的確な記事を書いています。
沖縄県民の80%以上の人たちが米軍基地撤去を求め、90%の人たちがオスプレイの配備に反対しています。新聞2社はその民意を反映しての報道だと思います。
「報道は中立を保たなければいけない」、と言われますが中立性こそが曖昧であり、主権は在民にあるのだから民意を反映し、矛盾のない正しい報道をしてこそメディアの価値があると思います。
馬毛島の諸問題も、もっと地方紙、全国紙、各メディアで取り上げて貰いたいものです。

希望


琉球新報  社説   2012年10月2日
「オスプレイ飛来 恐怖と差別強いる暴挙/日米は民主主義を壊すな 」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-197577-storytopic-11.html

 米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ6機が1日、一時駐機していた米軍岩国基地(山口県)から普天間飛行場に移動、配備された。県民の総意を無視した暴挙に強い憤りを覚える。
 オスプレイ配備への怒りを県民総意として共有した「9・9県民大会」から3週間。仲井真弘多知事や大会実行委員会の代表、抗議行動に集う老若男女は繰り返し配備に異議を唱えているが、日米両政府は「理解してほしい」とし思考停止状態にある。言語道断だ。

植民地政策
 わたしたちが目の当たりにしているのは、日米両政府による民主主義の破壊、人権蹂躙(じゅうりん)にほかならない。配備強行は植民地政策を想起させる蛮行であり、良識ある市民とメディア、国際世論の力で速やかに止める必要がある。
 オスプレイは試作段階で30人が死亡したが、米政府は量産を決めイラクなどに実戦投入した。しかし4月にモロッコ、6月には米フロリダ州で墜落事故を起こし計9人が死傷。海兵隊のMV22オスプレイに限っても2006年以降30件以上の事故を起こしている。県民は事故の絶えないオスプレイが県内に配備されることを人命、人権の脅威と認識している。
 しかし両政府は過去の事故原因を「人為的なミス」と結論付け、機体の構造に問題はないとの「安全宣言」を行った。県民は宣言が、構造上の欠陥を指摘する米側専門家の証言などを切り捨てた、虚飾にまみれた調査報告に基づいてなされていることを知っている。
 県知事と県議会、県内41市町村の全首長と全議会がオスプレイ配備に明確に反対している。琉球新報社の世論調査では回答者の9割が普天間への配備に反対した。
 仲井真知事が強行配備について「自分の頭に落ちるかもしれないものを誰が分かりましたと言えますか。県民の不安が払拭(ふっしょく)されない中で(移動を)強行するのは理解を超えた話だ」と批判したのは、県民の声を的確に代弁している。
 森本敏防衛相は「普天間飛行場の固定化防止と沖縄の基地負担軽減について県知事、関係市長と話し合う次のステージに進むと思う」と臆面もなく語るが、県民の多くはそもそも海兵隊が沖縄の安全に貢献してきたとは考えていない。むしろ戦後、基地から派生する事件・事故や犯罪によって県民の安全を日常的に脅かしており、沖縄からの海兵隊撤退を望んでいる。県議会も海兵隊の大幅削減を過去に決議している。

非暴力的な抵抗
 オスプレイが沖縄本島やその周辺で墜落事故を起こせば大惨事になる可能性が大きい。オスプレイ配備は在沖海兵隊基地の永久固定化の可能性も高める。配備強行は沖縄に過重負担を強いる構造的差別を深刻化させる。県民はこれ以上、差別的扱いを甘受できない。
 日本政府は例えば原発事故に苦しみ、放射線被害におびえる福島県民に対し、原発を押し付けることができるだろうか。できないはずだ。基地に十分苦しみ、「欠陥機」墜落の恐怖にさらされている沖縄県民にオスプレイを押し付けることも明らかに不当である。
 日米は沖縄を植民地扱いし、強権を駆使して抵抗の無力化を図ったり県民世論の分断を試みたりするだろう。だが県民は日米の常とう手段を知っており惑わされない。
 基地は県民に利益をもたらす以上に、県民の安全や経済発展の阻害要因となっている。沖縄は基地跡地を平和産業や交流の拠点に転換する構想を描き歩み始めている。
 普天間飛行場の一日も早い閉鎖・撤去を求める県民の決意は揺るがない。オスプレイの配備強行により、県民の心は基地全面閉鎖、ひいては日米関係の根本的見直しという方向に向かうかもしれない。
 県民は沖縄に公平公正な民主主義が適用されるまであらゆる合法的手段で挑戦を続けるだろう。日米は人間としての尊厳をかけた県民の行動は非暴力的であっても決して無抵抗ではないと知るべきだ。


防衛省幹部馬毛島視察(調査)と琉球新報の社説 - 2012.09.29 Sat

昨日28日の琉球新報の社説 「オスプレイ配備/沖縄は植民地ではない 軍事至上主義を改めよ」と怒る。
下記参照 (朝日、毎日、読売新聞、各テレビ局でもこの位の事は全国に流してもらいたいものです。)
馬毛島へのFCLPの恒久的な訓練基地建設に、したたかに準備工作を進める防衛省。
馬毛島問題では沖縄から学ぶべき事柄が多々あるのではないでしょうか。

馬毛島問題・森本防衛相「下調べのため通知せず」  2012年09月28日  KTS鹿児島テレビ
当ブログでは動画を見ることは出来ませんのでURLをクリックしてください。  リンク切れにご注意。
http://news.ktstv.net/e34943.html
以下引用

西之表市の馬毛島にアメリカ軍の訓練移転が検討されている問題で、熊毛地区1市3町は地元に説明なく、現地視察を行った防衛省に対し、強い反発をみせていますが、これについて、森本防衛大臣は28日、閣議後の記者会見で「調査前の下調べのため、通知しなかった」と答えました。
アメリカ軍の訓練移転が検討されている馬毛島について、26日、防衛省の幹部職員らが現地視察を行いました。
訓練移転に反対する熊毛1市3町では事前に防衛省に対して、問い合わせたところ、防衛省は「現地調査の計画はない」と回答していたことから、抗議文を送るなどし、 強い反発をみせています。
これについて、森本防衛大臣は「調査前の下調べのため、通知しなかった」と答え、正式な調査の場合には地元の市町村に対して、通知した上で調査を行う考えを示しました。
なお、熊毛地区1市3町では10月中に防衛省を訪問し、直接、抗議することにしています。

防衛省の幹部職員らが現地調査

防衛省の幹部職員らが現地調査

防衛省の幹部職員らが現地調査
西之表市と言えず横を向いて原稿?を確かめる。

防衛省の幹部職員らが現地調査
左、防衛省職員 右、立石社長、随分と親しげに見えます。

防衛省の幹部職員らが現地調査

防衛省の幹部職員らが現地調査
バスにて移動

防衛省の幹部職員らが現地調査
調査の様子

防衛省の幹部職員らが現地調査

防衛省の幹部職員らが現地調査




社説 (琉球新報)

オスプレイ配備/沖縄は植民地ではない 軍事至上主義を改めよ2012年9月28日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-197414-storytopic-11.html

 日本政府は米軍岩国基地で試験飛行が行われている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて、28日以降に米海兵隊が普天間飛行場へ移動を開始することを県や関係自治体に通告した。
 9日の「オスプレイ配備に反対する県民大会」の抗議決議を踏まえ、24、25日には仲井真弘多知事が森本敏防衛相ら政府側へ配備中止を強く求めたが、国は結局聞く耳を持たなかった。
 これは一貫して配備に反対している県民総意を無視する蛮行である。日米は民主主義を真っ向から否定する国に成り下がったのか。

有名無実の「安全」
 本紙が毎日新聞社と合同で5月に実施した世論調査では、県内回答者の9割が「配備すべきでない」と反対の意思表示をしている。中でも普天間飛行場を抱える宜野湾市は97%と高率だった。
 同調査以降も、6月にフロリダ州で空軍のオスプレイが墜落するなど事故は続いている。政府は「安全宣言」を行ったが、全く説得力を持たない。
 不思議なのは、自由と民主主義、法の支配、基本的人権の尊重を共通の価値観として、ことあるごとに世界へアピールする日米両国が、なぜ沖縄に対してそれと相反することができるのか。沖縄は民主主義の適用外とでも言うのか。
 そもそもオスプレイ配備以前の問題として、両政府は県民が住宅密集地に立地し「世界一危険な基地」と称される普天間飛行場の一日も早い閉鎖・撤去を求めていることを忘れてはいないか。
 「配備ありき」の政府の強硬姿勢に関係市町村の首長らが「県民を自国民と思っていないのではないか」「民主主義国家の体をなしていない」と反発するのは当然だ。
 普天間の県内移設、オスプレイ配備への反対が大多数の県民の意思であることは明白なのに、民主国家を自認する日米両政府はなぜこの現実を直視しないのか。なぜ沖縄の声を無視し続け、沖縄以外の地域と不平等な扱いをするのか。
 岩国基地で行われたオスプレイの試験飛行では「市街地上空を飛んだ」などの情報や苦情が相次いだ。日米合同委員会で合意した安全確保策では、移動の際は可能な限り水上を飛行することになっている。また、米軍の施設・区域外で、原則として認められていないへリモードの飛行をしたとの指摘も寄せられた。
 わずか数日間の試験飛行でも、米軍は安全確保策を逸脱した。沖縄にオスプレイが配備されればこの状況が日常化し、県民はいつオスプレイが落ちてくるか分からない恐怖の中で暮らすことになる。

非人道的政策
 先の世論調査では、普天間飛行場の移設について県内回答者の9割が県外か国外移設、または無条件撤去を求めた。住宅密集地域に存在する危険な普天間飛行場は閉鎖・撤去を最優先すべきというのが揺るがぬ民意だ。
 県民が沖縄戦の悲惨な体験を教訓に一貫して平和を希求しているのに対し、日米両政府は一貫して県民の願いを無視し軍事優先の非人道的政策を繰り返している。
 着実な基地返還で、究極的に「基地のない平和で豊かな沖縄」の実現を望む県民の思いと、オスプレイ配備を強行する両政府との隔たりはあまりに大きい。
 野田佳彦首相にあらためて問いたい。ぜひ答えてもらいたい。
 沖縄では県知事と県議会、県内の全市町村長と議会、県選出の全国会議員が人命、人権の脅威である「欠陥機」の配備に明確な「ノー」を意思表示している。そのような代物を、あなたはお膝元の千葉県民に対し強制することができるのですか。
 配備強行は沖縄を植民地扱いする暴挙だ。このままだと全基地が県民の敵意に囲まれる。強欲な軍事至上主義とも言うべき愚策は容認できない。オスプレイ配備を断念し、日米関係の劇的改善につながる普天間飛行場の閉鎖・撤去こそ強力に推し進めるべきだ。





防衛省、馬毛島調査と野田首相の国連演説 - 2012.09.27 Thu

9月26日防衛省の職員がタストン・エアポートの立石勲社長に迎えられ馬毛島の葉山港に入港上陸し、島の現状などを確認するために視察(調査)を行いました。
防衛省の職員はタストン・エアポートのバスで島内視察(調査)を1日で終えたそうです。
 馬毛島を巡っては去年12月、当時の一川防衛相が「地元の了解なしには調査費(2年間で2億2500万円)の予算は執行しない」と明言。しかし今回の視察は、事前に県や地元1市3町には伝えられていません。
防衛省地方調整課の古屋剛課長は「予算執行の話になると地元にも丁寧に説明させていただこうとは思うが、今回ははそういう形でもないので特に連絡しなかった」と予算執行での調査でなく視察であることを強調。
これに対し西之表市の長野力市長は「調査なのか確認なのか若干の言葉の違いはあったとしても、私どもに国が嘘をついていると捉えざるを得ない」と話した。地元1市3町の協議会では出来るだけ早く森本防衛相に抗議したいとしている。
防衛省職員が馬毛島を視察   2012/9/26 KYT鹿児島読売テレビ
http://news24.jp/nnn/news8722512.html

防衛省の職員が馬毛島に調査に入った同日、野田首相が国連総会で演説を行いました。
「野田首相国連演説要旨」 2012/09/27  ニューヨーク時事
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012092700042
野田首相は国連演説の中で国際的な紛争を国際司法裁判所を活用し、平和的に解決する必要性を強く訴えました。
その訴えは当然の事ですが、中国、韓国を念頭に置いた発言として、
「自らの主義主張を“一方的な力”や“威嚇”を用いて実現しようとする試みは、国連憲章の基本的精神に合致せず、人類の英知に反するもので、決して受け入れられるものではありません」(野田首相)
であれば日本も、
馬毛島へのFCLPの恒久的な訓練基地建設、岩国基地の拡張、沖縄へのオスプレイ配備、沖縄高江での強引なオスプレイのヘリパッド建設、与那国島への自衛隊誘致などは辞めるべきです。
領土問題がこじれた場合の最終決着は戦争です。
そうならない為にもお互いの“威嚇”行為は即刻やめるべきで早期の首脳どうしの対話をしてもらいたいものです。
下図を見れば分かる通り日本、アメリカ、中国はお互い必要不可欠な関係にある大切な国どうしです。
これ以外にも民間交流はグラフに表すことが出来ないほど盛んに行われています。

日中米の貿易推移




ええじゃないか脱原発、屋久島発 - 2012.09.24 Mon

当ブログは「馬毛島に軍事施設化を許さない屋久島の会」の情報発信ブログですが、福島であれほどの事故があったにもかかわらず原発推進、原発の再稼動の動きは見過ごすことは出来ません。
大飯原発が再稼動しなくとも、この夏が乗り切れた事への教訓は皆無のようです。
馬毛島問題然り、沖縄の基地問題然り、都会から遠く離れた地域への国策の押し付けは侮辱にすら感じられます。
軍事問題はより多くの日本人、より多くの世界の人々が戦争のない平和な世界を渇望すれば実現可能です。
しかし原発から出る核のゴミ問題は、世界の人々が切に願ってももはや10万年以上の長い間、解決することは不可能です。
今、最低限なすべき事は即、原発を止めることです。 未来を生きる人たちのために !!!

 毎週金曜日夜に行われている官邸前や関電・九電前の反原発抗議行動を受けて屋久島でも20012年7月27日から「えぇじゃないか」と歌い踊る、原発のない社会を訴える『屋久島えぇじゃないか』のパフォーマンスが毎週行われています。    参加者、応援者、やじうま募集!(現地集合)

トテモ内容の素晴らしい歌詞もご覧ください。

当ブログでは動画を見ることは出来ませんのでURLをクリックし、ユーチューブでの音声を聞きながら歌詞を口ずさんでください。
http://www.youtube.com/watch?v=gTQT8mmRxZ0&feature=youtu.be

第1回 屋久島えぇじゃないか 安房港 2012年7月27日(金)
当ブログでは動画を見ることは出来ません。
http://www.youtube.com/watch?v=gTQT8mmRxZ0&feature=youtu.be

ええじゃないか脱原発、屋久島発-1


屋久島原発ないけれど 他人ごとではありません
原発から出た放射能 屋久島にだってやって来る
どうしてやってくるのだか 関心持ったらえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 興味をもったらえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくってえぇじゃないか


ええじゃないか脱原発、屋久島発-2


鹿児島産のかつおさえ 微量のセシウム出たってさ
それでも鹿児島屋久島は まだまだマシかもしれないね
きれいな畑を守りたい きれいな海を守りたい
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 地産地消がえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくってえぇじゃないか


ええじゃないか脱原発、屋久島発-3


農作物に魚介類 全てが検査はされてない
時々検査されたって 基準値以下なら出荷する
基準値以下なら安全か? 用心深くてえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 命が大事でえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくってえぇじゃないか


ええじゃないか脱原発、屋久島発-4


こんな心配いやだよね 安全安心ほしいよね
言葉だけでは意味ないね ほんとの安全欲しいよね
やっぱり原発こわいよね 原発なくせばえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくってえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 再稼働しなくてえぇじゃないか


ええじゃないか脱原発、屋久島発-5pan>


鉄腕アトムにドラえもん ガンダムだって原子力
みんな夢見ていたんだね かつては夢のエネルギー
ありがとさよなら原子力 あきらめたってえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくってえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 再稼働しなくてえぇじゃないか

ええじゃないか脱原発、屋久島発-6


これから原発やめるのは 文明否定じゃありません
先輩方に感謝して 選び直せばえぇじゃないか
色々あるから選べるし 良さも悪さも知ったんだ
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくってえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 再稼働しなくてえぇじゃないか


ええじゃないか脱原発、屋久島発-7


たとえ原発止めたって 原発仕事は終わらない
廃炉に時間がかかります 被曝もまだまだ続きます
早く被曝を止めるには 早く原発止めましょう
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくってえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 再稼働しなくてえぇじゃないか

ええじゃないか脱原発、屋久島発-8


石油石炭天然ガス いつかは使いきっちゃうね
そこで原発造ったね だけど危険が過ぎたよね
爆発すれば一大事 爆発せずとも毒を吐く
やだよねね こわいね おそろしか 原発なくってえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 再稼働しなくてえぇじゃないか


ええじゃないか脱原発、屋久島発-9


原発なくても幸せな 社会を一緒につくろうよ
水力太陽自然エネ 科学の進化も期待して
それでも足りないその時は 知恵を絞って分け合おう
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 工夫をすれば生きてける
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 贅沢せんでも楽しめる


                                    ええじゃないか脱原発、屋久島発-10


どうして大隅半島に 福島で集めた放射能わざわざ運んで持ってくるの
せっかくきれいな土地や海 わざわざ汚してどうするの?
汚染の範囲は最小限にとどめておいたらえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか ばらまかなくってえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 汚染を広げんでえぇじゃないか


ええじゃないか脱原発、屋久島発-11


2030年原発ゼロに 経済界やアメリカが 露骨に圧力かけてきた
だけで僕らは屈しない 第一2030年じゃ遅すぎる
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくってえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 再稼働しなくてえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくってえぇじゃないか
えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 再稼働しなくてえぇじゃないか 
  ①~⑪(歌詞:)安部弥生

ええじゃないか脱原発、屋久島発-12


縄文杉の 屋久島は 水力発電 えぇじゃないか
    めぐみの雨だよ えぇじゃないか 水力発電 えぇじゃないか
*えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくって えぇじゃないか(ハッ)
 *えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 再稼働しなくて えぇじゃないか(ホッ)


ええじゃないか脱原発、屋久島発-13


恵みの雨も 降りすぎりゃ たまに停電 えぇじゃないか
    停電したって えぇじゃないか ろうそくつけたら えぇじゃないか
*えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくって えぇじゃないか(ハッ)
 *えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 再稼働しなくて えぇじゃないか(ホッ)


ええじゃないか脱原発、屋久島発-14


世界遺産の 屋久島の 夜は真っ暗 えぇじゃないか
    ネオンがなくても えぇじゃないか 星に乾杯 えぇじゃないか 
*えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくって えぇじゃないか(ハッ)
 *えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 再稼働しなくて えぇじゃないか(ホッ)


ええじゃないか脱原発、屋久島発-15


おじいおばあが 子どもの頃は ランプの明かりで 暮らしてた
    小さな明かりで えぇじゃないか みんなで囲めば えぇじゃないか
*えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくって えぇじゃないか(ハッ)
 *えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 再稼働しなくて えぇじゃないか(ホッ


ええじゃないか脱原発、屋久島発-16


おじいおばあは 真夏でも 野良で仕事だ えぇじゃないか
    クーラーなくても えぇじゃないか 達者で汗かき えぇじゃないか
*えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくって えぇじゃないか(ハッ)
 *えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 再稼働しなくて えぇじゃないか(ホッ)


ええじゃないか脱原発、屋久島発-17


おじいおばあは まき割って 風呂をわかすよ えぇじゃないか
    シャワーがなくても えぇじゃないか 川で水浴び えぇじゃないか
*えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 原発なくって えぇじゃないか(ハッ)
 *えぇじゃないか えぇじゃないか えぇじゃないか 再稼働しなくて えぇじゃないか(ホッ)


ええじゃないか脱原発、屋久島発-18


ウランを一気に 核分裂 これがピカドン 原爆だ
出てくる熱が 街熔かし 出てくる放射能が ひと殺す
今でも続く 原爆症 内部被曝は おそろしい
えらいこっちゃ えらいこっちゃ えらいこっちゃ 原子力爆弾 えらいこっちゃ(オ―)
えらいこっちゃ えらいこっちゃ えらいこっちゃ 内部被曝は えらいこっちゃ(ノ―)


ええじゃないか脱原発、屋久島発-19


ウランをゆっくり 核分裂 これが原子力 発電だ
出てくる熱で お湯沸かし タービンまわすよ 発電の
余った熱は 海に捨て ついでに海も あっためる
えらいこっちゃ えらいこっちゃ えらいこっちゃ 原子力発電 えらいこっちゃ(オ―)
えらいこっちゃ えらいこっちゃ えらいこっちゃ いいとこなしだね えらいこっちゃ(ノ―)


ええじゃないか脱原発、屋久島発-20


当然出てくる 放射能 こっそり捨てます 海と空
まわりの人も 被曝して 働く人も 被曝して
送電線で 都会まで 電気送れば ロスだらけ
えらいこっちゃ えらいこっちゃ えらいこっちゃ 原子力発電 えらいこっちゃ(オ―)
えらいこっちゃ えらいこっちゃ えらいこっちゃ いいとこなしだね えらいこっちゃ(ノ―)


ええじゃないか脱原発、屋久島発-21

21
核分裂が 終わっても 捨て場所のない 核のゴミ 
何万年も 毒を出す ゴミ処理押しつけ 子や孫に
核のゴミでも 原爆の 材料になるけど やばいよね
えらいこっちゃ えらいこっちゃ えらいこっちゃ 原子力発電 えらいこっちゃ(オ―)
えらいこっちゃ えらいこっちゃ えらいこっちゃ いいとこなしだね えらいこっちゃ(ノ―)
  ⑫~21(歌詞:)高橋友美



馬毛島に無人機の訓練場構想 - 2012.09.17 Mon

北沢元防衛相は馬毛島への米空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)施設を誘致しようとしたり、嘉手納基地の戦闘機訓練を馬毛島で行いたいなどの考えを示していた大臣でした。
今は民主党安全保障研究会議の会長をやっており、訪米中のワシントン市内で講演し、馬毛島に災害時に活用する自衛隊の無人機の訓練場を設ける構想を明らかにしました。
訓練施設を東南アジア諸国連合(ASEAN)各国にも開放、活用してもらえることも可能だとの認識も示した。
馬毛島は米空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)施設だけではなく、自衛隊の無人機の訓練場、アセアン各国の飛行機が飛び交う施設として活用されようとしています。
地元の意向を無視し、机上の空論のみが進んでいるようです。

無人機は小笠原村の了承無しに危険を伴う試験演習が硫黄島及び周辺海域で実施されており、2010年2月と7月に2度の墜落事故が起きています。
無人機にはジェットエンジンを運転させるため放射性物質のクリプトンガスが密封状態で搭載されていましたが、仮に全部吸引しても人体に影響はない量だという事ですが、信ずる事は出来ません。放射性物質のクリプトンガスは海に沈んだままです。

あかりを求めて

「下地島に無人機訓練場構想=北沢元防衛相が提言」       時事ドットコム  (2012/09/15)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012091500127

「防衛省の無人機が落下=放射性物質搭載、影響なし-硫黄島」 時事ドットコム (2010/07/24)
 文部科学省は24日、飛行試験中だった防衛省技術研究本部(東京都新宿区)の無人機が23日午前、東京・硫黄島近くで落下し、海に沈んだと発表した。同機には放射性物質のクリプトンガスが密封状態で搭載されていたが、仮に全部吸引しても人体に影響はない量という。
文科省によると、無人機は23日午前9時半ごろ、硫黄島西北西約9キロでエンジンが止まり、落下。クリプトンガスは同機のジェットエンジンを運転させるため使われていた。ガスは、直径約2センチの円柱形のガラスカプセルに密封された状態で、カプセルが海中で破損しても周囲に影響はないという。




飛行中の無人機研究システム
                                         防衛省資料より

防衛省技術研究本部は、航空自衛隊と共に、平成21年12月15日、硫黄島航空基地において、無人機研究システムの初自律飛行を実施し、無事自動着陸に成功しました。

http://www.mod.go.jp/trdi/news/0912.html

無人機開発は、防衛省で自衛隊装備の研究開発を担う技術研究本部が平成16年度から「無人機研究システム」として実施してきた。開発経費は103億円で当面の開発予定は4­機。機体は全長5,2m、全幅2.5m、高さ1.6m。最大飛行高度は約12キロで、敵のレーダーに探知されにくいステルス性もある。
 無人機はF‐15の翼の下に搭載され、偵察地域に近づいた段階で切り離されて発進後、無人での自律飛行に入る。ラジオコントロール方式の遠隔操作ではなく、事前に設定され­たプログラムに沿って飛行。GPS(衛星利用測位システム)で位置を補正しながら偵察し、終了後は滑走路に自動着陸する。



星川淳氏の新聞投稿記事 - 2012.09.11 Tue

9月4日の南日本新聞読者投稿欄「ひろば」に掲載されました。奇しくもこの投書を送った翌日、環境省が第4次レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)を発表し、絶滅のおそれのある地域個体群(22群)に「馬毛島のニホンジカ」を含めたことには驚きました。鹿児島県のレッドデータブックでは、すでに絶滅危惧2類に分類済みでした。ただし今回、環境省は固有亜種の「マゲシカ」ではなく「馬毛島のニホンジカ」とし、希少性を割り引いたことが気になります(馬毛島でなくても繁殖させればいいという伏線か?)。とにかく、この10年の間に200頭余りにまで半減している危機的状態なのに、空母艦載機離発着訓練基地なんて問題外!

屋久島在住10年目の野生動物研究家・画家
                                   屋久島在住、野生動物研究家・画家 川村貴志

早急にマゲシカの本格調査を
――作家・翻訳家 星川 淳

 かつては使用済み核燃料中間貯蔵施設立地問題、最近は米海軍陸上空母離着陸訓練(FCLP)施設移転問題で揺れる馬毛島だが、地球上でこの島にしか生息しない固有亜種マゲシカへの配慮が弱すぎる。

 近年の違法な滑走路開発でマゲシカが激減したと言われるのに、自らレッドデータブックに絶滅危惧種と指定した鹿児島県は(株)タストンエアポートの調査拒否に諾々と従ってきた。これだけ希少な野生大型哺乳類の生存が脅かされるのを黙認することなど、少なくとも先進国ではありえない。

 県は屋久島に続き、奄美群島の世界自然遺産登録を目指している。自然遺産の管理責任は、生態系保護の「姿勢」も問われるはず。登録地の目前で世界的に貴重な固有亜種群を見殺しにしながら、次の自然遺産登録を求めることは矛盾していないか。このままでは屋久島の登録さえ見直されかねない。環境省も野生動物保護の強化を打ち出した。

 県は馬毛島への次の上陸機会を逃さず、手遅れになる前にマゲシカの本格調査に踏み出してほしい。馬毛島の自然を違法開発から再生し、マゲシカの絶滅を回避することこそ、世界自然遺産を預かる地方政府の役割だ。



屋久島在住10年目の野生動物研究家・画家
                                   屋久島在住、野生動物研究家・画家 川村貴志




種子島・屋久島から沖縄への連帯メッセージ - 2012.09.07 Fri

熊毛地区1市3町(西之表市、中種子町、南種子町、屋久島町)で作る「米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会」が9月9日に宜野湾海浜公園で行われる「NOオスプレイ沖縄県民大会」へ連帯メッセージをおくりました。

屋久島から沖縄方面を望む
屋久島から沖縄方面を望む


「NOオスプレイ沖縄県民大会」へのメッセージ
沖縄の空にオスプレイを飛ばさせないため、本日、会場へお集まりのみな
さまへ、遠く種子島・屋久島からメッセージを送ります。
米軍の垂直離着陸輸送機MV-22オスプレイが岩国基地に陸揚げされま
した。オスプレイは、本年4月にモロッコでMV-22が、また、6月には
米国フロリダ州でCV-22が墜落しておりその安全性に疑問が持たれ、日本
においてはあらゆる地方公共団体や地域住民から心配の声が上げられており、
全国知事会でも反対決議がなされています。
住民への十分な説明もないままに配備を進めていく政府のやり方に関して
は、わたくしどもが昨年直面した、馬毛島への陸上空母離着陸訓練(FCLP)
施設の配置問題に関して、日米の2プラス2で住民の頭ごなしに課題を進め
ようとした政府の姿勢と似ており、地方公共団体や住民の声を無視して配置
計画を進める政府の姿勢には心から憤りを覚えるところです。
地域の安全に関しては、地域住民の声に真摯に耳を傾け、その安全確保に
十分配慮するとともに、必要であれば、配備そのものを拒否する姿勢も必要
です。
地域の安全を守る立場から、そして、日本国中で政府の一方的な課題の進
め方に抗議する地方公共団体と連帯する意味からも、馬毛島への米軍のFCLP
施設整備に再度反対する意思を表明することを含め、今回のMV-22オス
プレイの配備に関する一連の政府の動きに関して抗議の意を表明するとと
もに、本日の取り組みが今後、力強く結実することを期待いたしまして、種
子島・屋久島から連帯のメッセージとします。
平成24年9月9日
米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会
会 長(西之表市長) 長野 力
副会長(中種子町長) 川下 三業
副会長(南種子町長) 梶原 弘德
副会長(屋久島町長) 荒木 耕治
会 員(西之表市議会議長)川村 孝則
会 員(中種子町議会議長)鎌田 勇二郎
会 員(南種子町議会議長)大崎 壽德
会 員(屋久島町議会議長)小脇 清保



米南部、オスプレイが緊急着陸 けが人や損傷なし
2012年9月8日 09時05分 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012090801001165.html
9月6日に米南部ノースカロライナ州の市街地に緊急着陸しました。 


オスプレイ緊急着陸 米ノースカロライナ 燃料漏れか2012年9月8日 【琉球新報電子版】
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-196655-storytopic-1.html
けが人はおらず、機体に損傷はない。燃料漏れが原因とみられ、木に接触して着陸した、機体から黒煙が出ていたという。
予防着陸したオスプレイは飛行中に機体の異常を示す警告で「すぐ基地に戻るよう」指示されたが、市街地に近い空き地に緊急着陸した。着陸地点は教会や飲食店から数十メートル離れた場所だった





沖縄県民と共にオスプレイ配備反対を!!! - 2012.09.03 Mon

台風のため延期となっていた「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」が、9月9日(日)午前11時から、宜野湾市の宜野湾海浜公園多目的広場で開かれます。
沖縄県議会喜納議長は「県民ぐるみで配備をはね返す大会として過去最大規模の開催を目指す」と述べ、10万人規模の大会を目指す意思を表明し全国的な運動にしたい」と反対運動の拡大に意欲を示しています。
 「馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会」としても沖縄に配備されようとしているオスプレイを容認することは出来ず、激励と連帯のメッセージをおくることにしました。



激励と連帯のメッセージ
no osprey沖縄県民大会事務局御中                2012年8月31日

「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」参加の皆さま、ご苦労様です。沖縄県民の皆さまの、日頃の様々な米軍基地に関する反対運動に心から敬意を表し、激励と連帯の挨拶をおくります。また、沖縄県民大会に参加できない非礼をお詫びします。
 昨今、日米同盟の深化により沖縄の負担軽減どころか、強引な東村高江へのヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)移設工事、こう着状態の辺野古への基地建設、沖縄県民の生命と人権を無視した度重なる強制わいせつ事件、それに加えオスプレイの配備計画。
沖縄では「オスプレイは空飛ぶ凶器、海兵隊は歩く凶器」と言われているそうですね。
オスプレイの配備計画には多くの自治体が配備反対、上空通過反対の声明、抗議文を出し、また議会決議も出されています。
鹿児島県熊毛地区1市3町の首長及び議長で構成する米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会でも森本敏防衛相に対し「オスプレイの配備に関する抗議文」を出しました。
沖縄県民の怒りが頂点に達しているのも当然と思います。
アメリカ国内でオスプレイの配備計画反対運動が起き、配備計画が頓挫するのに何故日本国内には強引に配備しようとするのでしょうか。
絶対にオスプレイの配備を許してはなりません。
 当会「馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会」も世界自然遺産屋久島の隣の馬毛島への恒久的なFCLP訓練基地の移設問題を抱えており沖縄県民の闘いは他人事とは思えません。
根本的には日米安保条約、地位協定がある限りこれらの問題は解決できそうにありません。
日本国内の全ての米軍基地の撤去を求め共に頑張りましょう。
 馬毛島から与那国島、尖閣諸島までの南西諸島、琉球諸島、を軍事基地のないアジアへの平和の架け橋にしようではありませんか。
                         「馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会」
                                         会長  朝比奈 敏子
         事務局/891-4405 鹿児島県熊毛郡屋久島町小島178 TEL 0997-47-3206



9月9日沖縄決起集会  ポスター



大会決議(案)

我々は、本日、日米両政府による垂直離着陸輸送機MV22 オスプレイ強行配
備に対し、怒りを込めて抗議し、その撤回を求めるためにここに集まった。
沖縄県民は、米軍基地の存在ゆえに幾多の基地被害をこうむり、1972 年の復
帰後だけでも、米軍人等の刑法犯罪件数が6,000 件近くに上るなど、米軍によ
る事件・事故、騒音被害も後を絶たない状況である。
1995 年9月に、米海兵隊員3人による少女暴行事件が起こり、同年10 月に
は事件に抗議する県民総決起大会が行われ、8万5千人もの県民が参加し、米
軍に対する怒りと抗議の声を上げた。県民の強い抗議の声に押され、日米両政
府は、1996 年の日米特別行動委員会(SACO)により米軍普天間基地の全面
返還の合意を行った。
しかし、合意から16 年たった今日なお、米軍普天間基地は市街地の真ん中に
居座り続け、県民の生命・財産を脅かしている。
そのような中、日米両政府は、この危険な米軍普天間基地に「構造的欠陥機」
であるオスプレイを配備すると通告し、既に山口県岩国基地に陸揚げがなされ
ている。さらに、オスプレイは米軍普天間基地のみでなく、嘉手納基地や北部
訓練場など、沖縄全域で訓練と運用を実施することが明らかとなっており、騒
音や墜落などの危険により、県民の不安と怒りはかつてないほど高まっている。
オスプレイは開発段階から事故をくり返し、多数に上る死者を出し、今年に
入ってからもモロッコやフロリダ州で墜落事故を起こしている構造的欠陥機で
あることは、専門家も指摘しているところであり、安全性が確認できないオス
プレイ配備は、到底容認できるものではない。
しかるに、政府は、沖縄県民を挙げてその安全性に疑問を持ち反対している
にもかかわらず、「配備はアメリカの方針」「配備に地元の合意はいらない」な
どと米国の意向に追随する態度をとり、県民や国民の声を無視しつづけている。
県民や国民の声を政治に反映させるのは民主主義の基本であり、民主国家の
基礎条件である。
沖縄県民はこれ以上の基地負担を断固として拒否する。そして県民の声を政
府が無視するのであれば、我々は、基地反対の県民の総意をまとめ上げていく
ことを表明するものである。
本大会は、日米両政府に対し、我々県民のオスプレイ配備反対の不退転の決
意を真摯に受け止め、オスプレイ配備計画を直ちに撤回するとともに、米軍普
天間基地の閉鎖と撤去を強く要求するものである。
以上、決議する。
2012年8月5日
オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会

実行委員会の役員

共同代表 喜納 昌春 沖縄県議会議長
共同代表 翁長 雄志 沖縄県市町会会長
共同代表 照屋 義実 沖縄県商工会連合会会長
共同代表 仲村 信正 連合沖縄会長
共同代表 平良 菊  沖縄県婦人連合会会長

事務局長 玉城 義和 沖縄県議会議員
事務局次長 照屋 守之 沖縄県議会議員
常任幹事 照屋 守之 自民党会派
     崎山 嗣幸 社民・護憲会派
     奥平 一夫 県民ネット会派
     渡久地 修 共産党会派
     金城 勉  公明県民無所属会派
     當間 盛夫 改革の会会派
     大城 一馬 社大党会派
     新垣 安弘 無所属
     嶺井 光  無所属

〒900-8501 沖縄県那覇市泉崎1丁目2−3 沖縄県議会事務局302会議室  TEL098-869-1526
                                 no osprey沖縄県民大会事務局


オスプレイ配備を中止に追い込もう!9.9県民大会同時アクション

沖縄県民はこの9月9日、オスプレイ配備を強行しようとする野田政権に対して、怒りの10万人規模の県民大会を開催します。東京でも県民大会の同日、国会前に集結しての同時アクション「国会包囲」で、抗議の意志を示します。オスプレイ配備を中止に追い込もう!  9.9
http://www.okinawaiken.org/doc/stoposprey/osprey002.pdf
呼びかけ団体(順不同)
フォーラム平和・人権・環境、沖縄意見広告運動、原子力空母の母港化に反対し
基地のない神奈川をめざす県央共闘会議、ピースボート、沖縄の闘いと連帯する
東京東部集会実行委員会、全国労働組合連絡協議会、日韓民衆連帯全国ネット
ワーク、ピース・ニュース、アジア共同行動日本連絡会議、ジュゴン保護キャン
ペーンセンター、許すな!憲法改悪・市民連絡会、本郷文化フォーラムワーカー
ズスクール、すべての基地にNOを・ファイト神奈川、相模補給廠監視団、平和を
つくる大和市民の会、厚木基地を考える会、非核市民宣言運動ヨコスカ、戦争反
対・平和の白いリボン神奈川、ヨコスカ平和船団、辺野古への基地建設を許さな
い実行委員会、JUCON(沖縄のための日米市民ネットワーク)、ゆんたく高江、
金城驍(東京沖縄県人会)、島袋徹(東京沖縄県人会)、平良愛香(牧師)、川
平朝清(東京沖縄県人会名誉会長)、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック、伊達
判決を生かす会、協同センター・労働情報、NO!レイプNO!ベース女たちの会、日
本山妙法寺、9条改憲阻止の会、反安保実行委員会、うちなんちゅの怒りととも
に!三多摩市民の会、サークル“ジョアン・川崎”、立川自衛隊監視テント村、
<語やびら沖縄>もあい練馬、ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)、
『バスストップから基地ストップ』の会、ピースサイクル首都圏ネットワーク、
沖縄文化講座、ATTAC Japan(首都圏)

【私も呼びかけます】(8月27日現在) ※意見広告に掲載
雨宮処凛       作家・活動家
伊藤 真       弁護士・伊藤塾塾長
上原成信       沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
上原公子       元国立市長
内田雅敏       弁護士
尾形 憲       法政大学名誉教授
加藤登紀子      歌手
鎌田 慧        ルポライター
古今亭菊千代    落語家
椎名千恵子     原発いらない福島の女たち
ジャン・ユンカーンマン 映画監督
辛淑玉        人材育成コンサルタント
高橋哲哉       哲学者
新倉裕史       非核市民宣言運動・ヨコスカ
野平晋作       ピースボート共同代表
花輪伸一       JUCON(沖縄のための日米市民ネットワーク)世話人
藤本泰成       「フォーラム平和・人権・環境」事務局長
マエキタミヤコ    サステナ代表
前田哲男       ジャーナリスト
森 達也       作家・映画監督
森口 豁       ジャーナリスト
若森資朗       パルシステム生協連合会前理事長



オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会と同時アクション~国会包囲
http://jucon.exblog.jp/17890714/





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