この度、四谷インターナショナルスクール(以下「当校」といいます。)が、クラーク記念国際高等学校(本校・北海道深川市)のサポート校として行っていた試験・面接指導(これに代わるWEB学習)等について成績捏造等の不正行為があったとして、クラーク記念国際高等学校(以下「クラーク高校」といいます)に対し、所轄庁の北海道総務部法務・法人局学事課から是正指導がありました。しかし、これら不正行為を起こした原因は当校にあり、クラーク高校の関知しないところで行われたものですが、当校は行政庁の監督下にないため、結果的にクラーク高校に多大なご迷惑をかけることになりました。更に本件に関する報道(平成28年7月上旬)が、クラーク高校が全面に出て報道されたことにより、一部の方々にはあたかも同校が主体的に不正行為を行ったかのような誤解を与え、同校及び関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけしましたことを、重ねましてお詫び申し上げます。
また、当校は日本では無許可でありますが、A.C.S.I.(アメリカ合衆国に本部を置く国際的学校認定団体)のメンバーシップ校であることから、当校の生徒を高等学校に編入学させることについて何ら違法性はないものと認識し、クラーク高校には当校がA.C.S.I.メンバーシップ校である旨の証明書を提示し、当校生徒の編入学受入れをお願いし、2011年から2015年までの5年間に63名の当校生徒をクラーク高校の編入生として送り出していました。北海道学事課は、学校教育法及び同法施行規制上、無認可校の生徒が高等学校に編入することは認められていないとして、同校に対し是正指導を行いました。同編入学につきましては、当校の誤った認識により、クラーク高校にも当校生徒を編入生として受け入れることに何ら問題がないかのような誤解を与えたことに根本的な原因があります。
本件に関する一連の報道では、その点についての説明がなく、一部の方々には誤解を与え、同校及び同校関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
なお、当校の生徒でクラーク高校に在学中の生徒に関しては、クラーク高校の速やかな改善(回復)措置により、既に不足単位の回復等は済んでおります。生徒の皆さん、その保護者、その他関係者の皆様には、多大なご心配・ご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
当校と致しましては、今回の事態を厳粛に受け止め、今後は、法令遵守を徹底し、再発防止と信頼回復に努めていく所存でございます。関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけしましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます。
平成28年8月12日