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翁長知事、馬毛島視察で見えてきた事 - 2016.07.29 Fri
2016年7月18日に翁長知事が馬毛島を急遽視察したことに関して新聞報道などでは「地元住民の根強い反発があった。」と書かれ確かにそうだと実感しました。
馬毛島視察の目的は米軍普天間飛行場のオスプレーなどの運用機能移転だったようですが、政府筋から流れてくる新聞報道にはかなりの食い違いがありました。
19日、西日本新聞 一部引用 (この記事が真実のように思われます。)
「政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の負担軽減策として、新型輸送機オスプレイを含む米軍機の訓練を鹿児島県・馬毛(まげ)島(西之表市)へ移転する方向で検討していることが19日、政府関係者などへの取材で分かった。近く沖縄県に伝え、
協議する見通し。翁長雄志(おながたけし)知事は前向きに検討するとみられるが、西之表市の反発が予想される。」
20日、菅義偉官房長官は「馬毛島は現時点で有望な訓練移転先になるとは考えていない」と述べた。
21日、翁長知事が首相官邸を訪れ菅義偉官房長官とたった10分の会談で馬毛島の話はなく、国側から違法確認訴訟の提起の方針を伝えられただけで終了したようです。
22日、沖縄の新たなヘリパッド建設が進められている東村高江(住民160人ほどが住む)では1000人近くの全国から来た機動隊員、防衛施設局職員で、反対する人たちを強制排除しました。
この5日間は翁長知事にとって、とても大変な日々だったのではないでしょうか。
翁長知事の馬毛島視察で見えてきた事
☆ 国内での基地移転はどこでも反対される。
☆ 海兵隊移転先として検討されるアメリカ領グアム島でも多くの人たちが反対している。
☆ 米軍基地はアメリカ国内だけにあるのならば国外では反対はしないでしょう。
☆ 日本国内のすべての米軍基地は閉鎖・撤去しかない。
☆ 沖縄の基地負担軽減策は嘘で、新たな基地が増えている。
☆ 国は民意を踏みにじる。
☆ この5日間の出来事をマスコミは大きく取り上げていない。
☆ SNSなどを通して基地問題を抱える地域同士の連携を図らなければいけない。
琉球新報 <社説>知事の馬毛島視察 普天間問題考える契機に 一部引用 2016年7月20日
44.html">http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-319544.html
翁長知事の視察への反発によって、米軍基地は国内のどこでも歓迎されない迷惑施設であることが改めてはっきりした。普天間飛行場の危険性除去は移設でいいのか、移設を条件としない閉鎖・撤去がいいのか。知事視察を国民が普天間問題を深く考える契機としたい。
沖縄では民意が反映され、国会議員全員が基地縮小、もしくは移設を条件としない閉鎖・撤去を望んでいます。
マスコミはどうあれ、SNSの発達により本土の人たちも沖縄の苦悩を理解するようになって来ています。
同根の問題として本土に散在している原発問題があります。
基地問題同様に後世に残る問題を多く孕んでいると思います。
沖縄の民意の選択を本土の人たちが見習うならば、日本から基地問題、原発問題を解決することが近い将来出来そうな気がします。
沖縄の高江でヘリパッド、オスプレー用の新たな基地建設に反対している目取真俊氏のブログに
「日本という国が沖縄に振る舞っている行為の異常さ、歪み、差別を実感してもらいたい。この社会から民主主義が死滅しつつある風景は、沖縄だけの問題ではないはずだ。」
翁長知事の発言で
「馬毛島視察を国民が沖縄の基地問題を深く考える契機としたい。」
両氏の発言は国民全体で受け止めなければいけないのではないでしょうか。
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沖縄県翁長知事に対する申入書 - 2016.07.18 Mon
沖縄 辺野古浜
沖縄県は7月15日午後、翁長雄志知事が鹿児島県西之表市の馬毛島を18日に視察すると発表しました。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=178657&f=sr (沖縄タイムス)
7月17日午後、種子島で緊急集会が開かれ「種子島の各種団体」「馬毛島を守る会 屋久島」の申入書を提出しました。
沖縄の新聞社(沖縄タイムス、琉球新報)にも提出します。
沖縄県翁長知事に対する申入書
今月18日に沖縄県翁長知事が、普天間の代替施設の可能性を探るため、馬毛島を視察されるという話は、馬毛島の基地建設に反対の意を発信し続けてきた屋久島の住民である私たちにとっては、大きな驚きと戸惑いを感じさせられるものでした。
沖縄から基地をなくしたいという知事の思いと、私たちが馬毛島の軍事基地化に反対する思いがまったく同じ土壌に立つものと信じていたからです。
「宝の島」と言われるほど豊かな漁場と自然に恵まれた馬毛島には、かつては集落の賑わいがあり、農漁業を営む人々の暮しが存在していました。しかし、本土の数々の利権の手が島を襲い、翻弄されていくなか、土地を手放さざるを得なかった人々が島を離れ、無人島になってしまいました。その島が、現在の土地所有者である個人によって、絶滅危惧種であるマゲシカの生息地を破壊して滑走路が造られ、2007年にはFCLP(米軍空母艦載機離発着訓練施設)候補地にあげられました。種子島・屋久島の住民は一斉に反対の声をあげ、同時に1市3町も基地問題協議会を発足させ、反対の意を表明してきました。
私たち「馬毛島を守る会 屋久島」は基地建設反対の活動を続けるなか、独自の学習会も多々開催し、沖縄から多くのことを学ばせていただきました。また、たくさんの志を同じくする沖縄の方々から署名や激励の言葉をいただいてきました。その根底には、私たちの活動が沖縄の基地負担軽減、さらには日本全体の軍事力に頼らない平和構築にもつながるという市民レベルでの熱い連帯の意識があったと確信しています。
普天間の訓練機能の一部を馬毛島に移しても、それはまた新たな基地の追加につながることにしかならないのではないかと危惧しています。普天間の基地固定化を避け、沖縄全体の基地負担軽減をはかるためには、やはり日本から米軍基地をなくしていく方向性を基本とした複合的・重層的な視野が必要ではないでしょうか。
今回の知事の視察が、沖縄と種子島・屋久島だけでなく、日本のさまざまな地域と基地問題を共有し、真の平和構築に向かって、多くの人が手と手をつなぐきっかけとなることを願ってやみません。
平成28年7月17日
「馬毛島を守る会 屋久島」
会長 中島 正道
沖縄 キャンプシュワブゲート前
沖縄県翁長雄志知事の突然の馬毛島視察への遺憾表明
去る7月15日、沖縄タイムス及び琉球新報などによると翁長知事は7月18日に鹿児島県西之表市に位置する馬毛島を視察するとの報道がありました。この報道に私たちは驚き、大変遺憾に思います。
私たち西之表市をはじめ種子島の一市2町では、2007年に硫黄島に代わる米軍の空母艦載機離発着訓練場候補地とされ、2011年に地元への一切の説明もないまま日米安全保障協議委員会(2プラス2)によりその恒久的な施設の候補地として馬毛島が明記されたことから、一貫して次のように反対してきました。
2007年に西之表市、中種子町、南種子町、及び屋久島町が反対決議、
2011年6月鹿児島県議会で反対意見書の全会一致の採択、
2016年6月に西之表市市議会は、米軍普天間基地の訓練移転の候補地として馬毛島を提案した「おおさか維新の会」に対する抗議の決議を全会一致で採択
一方、地元漁民たちによる株式会社タストンエアポートに対する入会権を守る裁判とその勝利、また海の環境破壊を防止するため漁業被害を訴えた裁判が現在も続けられています。
私たちは、沖縄県における住民意思を無視した辺野古新基地建設反対やヘリパッドの建設反対運動に共感し先進事例としてきました。この平和と環境を守る住民たちの運動とその住民代表による選挙での圧倒的勝利によって勇気づけられてきました。
しかし今回の突然の報道に接して驚き、そして困惑しています。翁長知事が面談を予定している立石勲氏(タストンエアポート社)は、地元住民の意向を無視し違法な環境破壊を繰り返してきた企業です。このような企業側と同行しての視察を私たちは深刻な事態と受け止めています。
沖縄県の皆様と共に米軍基地に反対し環境と平和な暮らしを守るために、こうした行動における真意をお伺いし地元住民の意見も尊重されますようここに表明を行います。
2016年7月16日
大石 正博, 山内 光典, 鎌倉 久美子(平和フォーラム) ・ 清水 捷治(戦争をさせない種子島の会) ・ 竹内 エミ子, 村添 美代子(バンビの会) ・ 渡辺 道大, 橋口 美幸(種子島平和委員会) ・ 岩坪 利昭, 野口 寛(馬毛島に米軍基地を許さない住民の会)・ 沖吉 富寛(かぜの会) ・ 迫川 浩英, 亀沢 修一(西之表九条の会) ・ 中野 英作(反原発たねがしま) ・ 長野 広美(馬毛島の自然を守る会) ・ 山本 伸司 ・ 宇野 裕未 ・ 森元 幹芳
沖縄 辺野古、見聞記 - 2015.11.20 Fri
11月12に日に沖縄、辺野古キャンプシュワブに行ってきました。
「沖縄島ぐるみ会議」のチャーターバスが県庁前から毎日出ています。 (10時発ー17:00着)
辺野古浜、キャンプシュワブゲート前で現地で聞いたこと、思った事などを書きます。
「 」は現地の人の話です。
バスに乗っていた人たちは沖縄の人も多く、それぞれの思いを語ったり、歌を歌ったり(替え歌は200曲以上ある)後ろの座席から飴やお菓子が回ってきたり子供の修学旅行の雰囲気でした。
カモフラージュされていない日本の現状を知るためにも是非参加して見てください。

現地について早速100人以上でプラカードを掲げデモ行進。

この女性はゲート前でデモを監視する機動隊員とずっと無言で対峙していた。

基地の外で自分たちの環境、権利、安寧、自治など、普通では当たり前のことを守ろうとしてデモをしている人たちを、なぜ日本の機動隊が米軍基地内で待機し、排除しようとするのか理解できなかった。

沖縄の人たちは明るい。 歌あり、踊りあり、笑いあり、前向き! 悲痛さはない。
南国の明るさを感じた。

「座り込み排除はオリンピック方式で体重別、年齢別、男女別で、1対1でやってほしい。
80歳過ぎたおばーを屈強の機動隊員が3人掛かりで排除するのは許せない!」

抗議行動参加者は皆、非暴力主義を唱え、自分のできることを精いっぱいやっていた。
参加して非常に有意義な時間を過ごすことができたし、また毎日頑張っている方々に頭の下がる思いがした。

ここだけは暴力的だったが、カボチャを労わる沖縄の人たちの心遣いがうかがわれた。ボコボコではなかった。

「世界最強の米軍!!!安倍暴走政権!!!に立ち向かう唯一の手段は非暴力による座り込み、ただ座っていればよい。 最強のものをやっつけることができる。 非暴力は人数勝負。
我々には沖縄県民140万人強の80%~90%の人々、多くのやまとんちゅう、世界の人々の支えがある。」




沖縄の人々はただの豊かさだけではなく「誇りある豊かさ」を求めていた。
「選挙で翁長知事に一票入れた時の思いは自分も一緒に頑張るという意味の一票で、入れた後は翁長さんに任して頑張って貰えば良い、ということではない。」
琉球新報より抜粋
名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前に11月7日、翁長知事の夫人が訪れ、基地建設に反対する市民らを激励した。市民らの歓迎を受けてマイクを握り、翁長知事との当選時の約束を披露した。「(夫は)何が何でも辺野古に基地は造らせない。万策尽きたら夫婦で一緒に座り込むことを約束している」と語り掛けると、市民からは拍手と歓声が沸き上がった。「まだまだ万策は尽きていない」とも付け加えた樹子さん。「世界の人も支援してくれている。これからも諦めず、心を一つに頑張ろう」と訴えた。

滑走路だけではなく巨大軍港も造る予定。
「辺野古浜に200年使える基地を10年で6000億円~1兆円を掛け水深30メートル、13F相当の巨大ビルを海中に造る。
この基地は地元業者には造れず本土の業者が造ることになる。」
アメリカの議員の話では「日本の国が辺野古基地建設の金を出すからOKしているが、自らの国家予算で造ることはあり得ないだろう。」

鉄条網の向こうが建設予定地
「辺野古の大浦湾は珊瑚380種、グレートバリアリーフよりも種類が多く魚は1040種、ジュゴンは大浦湾に3頭いる、なんとナマコの体長は3メートルもある。」
「大浦湾は見た目の美しさはもちろんだが、海の中の美しさ、豊かさはハワイ以上だ」とハワイの学者が言ったそうです。 ここが埋め立てられる。
「今でも訓練中の米兵は夜、銃を持って民家に入ってきたり、国道、県道に出てきたり、パラシュートで畑に降りてきたりする。
戦地から帰ってきた米兵は酒を飲むと、トラウマ状態になり何をされるかわからずとても怖い。」
婦女暴行など、泣き寝入りしている人は数多くいるそうです。
日本の現状は沖縄に来るとよくわかると言われますが、現地で話を聞いていると日米地位協定の弊害により日本国憲法適用番外地である事がよく分かります。
沖縄辺野古で座り込みをしている人達は日本の民主主義を守るためにも頑張っていることがしみじみ理解できました。
「基地が造られたらその土地は二度と取り戻せない。 今、頑張らねば、沖縄戦で犠牲になった多くの人達、孫子に申し訳ない。」
「沖縄が今、政府の圧力に屈したら日本はなだれこむように戦争に突入していくだろう。」 と、座り込みをしている老人の言葉がとても印象的でした。
馬毛島問題、沖縄問題、福島問題、日本各地に様々な問題がありますが本当の問題は、問題のない所に問題を作り、安寧な生活を求めている国民の考えを無視し、国策によって無理やり解決しようとしている国、霞が関に問題があるのではないでしょうか。
問題のすり替えです。
追記
今日(2015年11月20日)のニュースで「安倍首相は、沖縄県の反対にもかかわらず、新基地建設を「確固たる決意で進める」とオバマ大統領に伝えました。
きっとあの「アベビンタカボチャ」は粉々に砕け散っていることでしょう!
「沖縄島ぐるみ会議」のチャーターバスが県庁前から毎日出ています。 (10時発ー17:00着)
辺野古浜、キャンプシュワブゲート前で現地で聞いたこと、思った事などを書きます。
「 」は現地の人の話です。
バスに乗っていた人たちは沖縄の人も多く、それぞれの思いを語ったり、歌を歌ったり(替え歌は200曲以上ある)後ろの座席から飴やお菓子が回ってきたり子供の修学旅行の雰囲気でした。
カモフラージュされていない日本の現状を知るためにも是非参加して見てください。
現地について早速100人以上でプラカードを掲げデモ行進。
この女性はゲート前でデモを監視する機動隊員とずっと無言で対峙していた。
基地の外で自分たちの環境、権利、安寧、自治など、普通では当たり前のことを守ろうとしてデモをしている人たちを、なぜ日本の機動隊が米軍基地内で待機し、排除しようとするのか理解できなかった。
沖縄の人たちは明るい。 歌あり、踊りあり、笑いあり、前向き! 悲痛さはない。
南国の明るさを感じた。
「座り込み排除はオリンピック方式で体重別、年齢別、男女別で、1対1でやってほしい。
80歳過ぎたおばーを屈強の機動隊員が3人掛かりで排除するのは許せない!」
抗議行動参加者は皆、非暴力主義を唱え、自分のできることを精いっぱいやっていた。
参加して非常に有意義な時間を過ごすことができたし、また毎日頑張っている方々に頭の下がる思いがした。
ここだけは暴力的だったが、カボチャを労わる沖縄の人たちの心遣いがうかがわれた。ボコボコではなかった。
「世界最強の米軍!!!安倍暴走政権!!!に立ち向かう唯一の手段は非暴力による座り込み、ただ座っていればよい。 最強のものをやっつけることができる。 非暴力は人数勝負。
我々には沖縄県民140万人強の80%~90%の人々、多くのやまとんちゅう、世界の人々の支えがある。」
沖縄の人々はただの豊かさだけではなく「誇りある豊かさ」を求めていた。
「選挙で翁長知事に一票入れた時の思いは自分も一緒に頑張るという意味の一票で、入れた後は翁長さんに任して頑張って貰えば良い、ということではない。」
琉球新報より抜粋
名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前に11月7日、翁長知事の夫人が訪れ、基地建設に反対する市民らを激励した。市民らの歓迎を受けてマイクを握り、翁長知事との当選時の約束を披露した。「(夫は)何が何でも辺野古に基地は造らせない。万策尽きたら夫婦で一緒に座り込むことを約束している」と語り掛けると、市民からは拍手と歓声が沸き上がった。「まだまだ万策は尽きていない」とも付け加えた樹子さん。「世界の人も支援してくれている。これからも諦めず、心を一つに頑張ろう」と訴えた。
滑走路だけではなく巨大軍港も造る予定。
「辺野古浜に200年使える基地を10年で6000億円~1兆円を掛け水深30メートル、13F相当の巨大ビルを海中に造る。
この基地は地元業者には造れず本土の業者が造ることになる。」
アメリカの議員の話では「日本の国が辺野古基地建設の金を出すからOKしているが、自らの国家予算で造ることはあり得ないだろう。」
鉄条網の向こうが建設予定地
「辺野古の大浦湾は珊瑚380種、グレートバリアリーフよりも種類が多く魚は1040種、ジュゴンは大浦湾に3頭いる、なんとナマコの体長は3メートルもある。」
「大浦湾は見た目の美しさはもちろんだが、海の中の美しさ、豊かさはハワイ以上だ」とハワイの学者が言ったそうです。 ここが埋め立てられる。
「今でも訓練中の米兵は夜、銃を持って民家に入ってきたり、国道、県道に出てきたり、パラシュートで畑に降りてきたりする。
戦地から帰ってきた米兵は酒を飲むと、トラウマ状態になり何をされるかわからずとても怖い。」
婦女暴行など、泣き寝入りしている人は数多くいるそうです。
日本の現状は沖縄に来るとよくわかると言われますが、現地で話を聞いていると日米地位協定の弊害により日本国憲法適用番外地である事がよく分かります。
沖縄辺野古で座り込みをしている人達は日本の民主主義を守るためにも頑張っていることがしみじみ理解できました。
「基地が造られたらその土地は二度と取り戻せない。 今、頑張らねば、沖縄戦で犠牲になった多くの人達、孫子に申し訳ない。」
「沖縄が今、政府の圧力に屈したら日本はなだれこむように戦争に突入していくだろう。」 と、座り込みをしている老人の言葉がとても印象的でした。
馬毛島問題、沖縄問題、福島問題、日本各地に様々な問題がありますが本当の問題は、問題のない所に問題を作り、安寧な生活を求めている国民の考えを無視し、国策によって無理やり解決しようとしている国、霞が関に問題があるのではないでしょうか。
問題のすり替えです。
追記
今日(2015年11月20日)のニュースで「安倍首相は、沖縄県の反対にもかかわらず、新基地建設を「確固たる決意で進める」とオバマ大統領に伝えました。
きっとあの「アベビンタカボチャ」は粉々に砕け散っていることでしょう!
硫黄島と佐世保と馬毛島の関係 - 2013.04.29 Mon
中国新聞 (日本の中国地方で発行されている新聞) 2013年4月22日
「遺骨収容で滑走路移設 硫黄島、来年度にも着手」
一部引用
「政府は、太平洋戦争末期の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)の自衛隊基地の滑走路下にある戦没者の遺骨収容に向け、2014年度にも滑走路移設に着手する方向で調整を始めた。」
「滑走路移設には10年で200億~300億円程度の予算が必要とみられている。首相は14日の硫黄島訪問前に自民党議員と会談し「換算すれば年間約30億円で済む」と述べた。」
「 硫黄島で戦没した日本兵約2万2千人のうち、遺骨の収容は約1万柱にとどまっている。遺族によると、滑走路下には「2千~3千柱の遺骨が埋まっている可能性が高い」との生還者の証言がある。」
引用終わり
これはとても気になるニュースです。
ここは単なる自衛隊基地ではなくアメリカ海軍の空母艦載機による艦載機離着陸訓練(FCLP)及び夜間離着陸訓練(NLP)(タッチアンドゴー)が行われている場所です。
10年をめどに(FCLP)及び(NLP)訓練を馬毛島に移設しようとしているのに、戦後68年経った今、なぜ10年計画で2,650メートル滑走路を掘り返して200億~300億円の大金をかけて滑走路を造り直すのか疑問です。
決して遺骨収集をするなといっているわけではなく戦後小笠原諸島がアメリカから日本に返還された時点で遺骨収集を行わなかったのかが疑問なのです。
アメリカは、とっくに犠牲になった方々の遺骨収集は終わっているそうです。
米軍は硫黄島をFCLP訓練基地として適さないということで馬毛島に移設しようとしているわけですが、硫黄島は訓練基地としてそのまま残そうとしているのではないでしょうか。
アメリカの軍事パワーを今、極東アジア地域に移そうとしています。
長崎県の佐世保港に新たに原子力空母を配置し、そして馬毛島をFCLP訓練基地として考えているのではないでしょうか。
岩国基地問題、オスプレー問題などを含めていよいよ本土の沖縄化が進もうとしているような気がしてなりません。

KYT鹿児島読売テレビ 2013年4月26日
「馬毛島の土地の一部が強制競売へ」
米軍訓練の移転先として検討されている種子島沖の馬毛島を巡る問題。馬毛島の土地の一部について、鹿児島地裁が今月初めに強制競売開始の決定を出していたことが分かった。強制競売にかけられているのは、馬毛島全体の4パーセントあまりにあたる約35万平方メートルの山林や原野などの土地。登記簿によると、債権者である東京の不動産会社が、馬毛島の土地99%以上を所有している東京の開発会社タストン・エアポートの所有する土地を差し押さえ、今月1日付けで強制競売開始の決定が出された。今後は裁判所の執行官による現状調査や売却基準額の算定などが行われ、その後、入札・配当される。馬毛島の土地を巡っては、タストン・エアポートが市に納める固定資産税と法人市民税を滞納したため、西之表市が先月18日に一部の土地を差し押さえたが、タストン・エアポートがおよそ1300万円を支払い、今月26日に差し押さえが解除されている。
引用終わり
以前、西之表市の前市長に「馬毛島を数億円で買ってくれないか」と、打診があったそうです。
今となっては悔やまれる話ですが、もし競売に掛けられるようであれば1市3町で共同で買えるよう段取りし、民間も協力して寄付を募ってはどうだろうか?
ナショナルトラスト運動(自然環境等を経済的な理由での無理な開発による環境破壊から守るため、市民活動等によって買い上げる*自治体に買い取りと保全を求める活動)のような形で運動したらどうだろうか。
馬毛島への米軍訓練施設等の移転に反対する署名総数は219,473 名(2013-11-9)、熊毛地区の6割の30000人弱の方々が署名をしています。
競売価格が高ければ今後利権争いの巣窟! 安ければFCLP馬毛島移設断念、硫黄島固定化。
今の疲弊した日本の経済では1本の2,650メートル滑走路に200億~300億円の税金を使う余裕があるとは思えません。
今の時期だからこそ空しい憶測と論争、軍事基地建設をやめ、過去の過ちを反省した時期に立ち返りこれらの問題を解決するために、防衛省の防衛努力ではなく、外務省による争いを避けるための弛まぬ外務努力をするしか解決策はないと思います。
適視する近隣諸国との話し合いが長期にわたるとしてもその間は戦争にはなりません。
平和構築のためには、じっと我慢して外務努力を見守ろうではありませんか!!!

「遺骨収容で滑走路移設 硫黄島、来年度にも着手」
一部引用
「政府は、太平洋戦争末期の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)の自衛隊基地の滑走路下にある戦没者の遺骨収容に向け、2014年度にも滑走路移設に着手する方向で調整を始めた。」
「滑走路移設には10年で200億~300億円程度の予算が必要とみられている。首相は14日の硫黄島訪問前に自民党議員と会談し「換算すれば年間約30億円で済む」と述べた。」
「 硫黄島で戦没した日本兵約2万2千人のうち、遺骨の収容は約1万柱にとどまっている。遺族によると、滑走路下には「2千~3千柱の遺骨が埋まっている可能性が高い」との生還者の証言がある。」
引用終わり
これはとても気になるニュースです。
ここは単なる自衛隊基地ではなくアメリカ海軍の空母艦載機による艦載機離着陸訓練(FCLP)及び夜間離着陸訓練(NLP)(タッチアンドゴー)が行われている場所です。
10年をめどに(FCLP)及び(NLP)訓練を馬毛島に移設しようとしているのに、戦後68年経った今、なぜ10年計画で2,650メートル滑走路を掘り返して200億~300億円の大金をかけて滑走路を造り直すのか疑問です。
決して遺骨収集をするなといっているわけではなく戦後小笠原諸島がアメリカから日本に返還された時点で遺骨収集を行わなかったのかが疑問なのです。
アメリカは、とっくに犠牲になった方々の遺骨収集は終わっているそうです。
米軍は硫黄島をFCLP訓練基地として適さないということで馬毛島に移設しようとしているわけですが、硫黄島は訓練基地としてそのまま残そうとしているのではないでしょうか。
アメリカの軍事パワーを今、極東アジア地域に移そうとしています。
長崎県の佐世保港に新たに原子力空母を配置し、そして馬毛島をFCLP訓練基地として考えているのではないでしょうか。
岩国基地問題、オスプレー問題などを含めていよいよ本土の沖縄化が進もうとしているような気がしてなりません。
KYT鹿児島読売テレビ 2013年4月26日
「馬毛島の土地の一部が強制競売へ」
米軍訓練の移転先として検討されている種子島沖の馬毛島を巡る問題。馬毛島の土地の一部について、鹿児島地裁が今月初めに強制競売開始の決定を出していたことが分かった。強制競売にかけられているのは、馬毛島全体の4パーセントあまりにあたる約35万平方メートルの山林や原野などの土地。登記簿によると、債権者である東京の不動産会社が、馬毛島の土地99%以上を所有している東京の開発会社タストン・エアポートの所有する土地を差し押さえ、今月1日付けで強制競売開始の決定が出された。今後は裁判所の執行官による現状調査や売却基準額の算定などが行われ、その後、入札・配当される。馬毛島の土地を巡っては、タストン・エアポートが市に納める固定資産税と法人市民税を滞納したため、西之表市が先月18日に一部の土地を差し押さえたが、タストン・エアポートがおよそ1300万円を支払い、今月26日に差し押さえが解除されている。
引用終わり
以前、西之表市の前市長に「馬毛島を数億円で買ってくれないか」と、打診があったそうです。
今となっては悔やまれる話ですが、もし競売に掛けられるようであれば1市3町で共同で買えるよう段取りし、民間も協力して寄付を募ってはどうだろうか?
ナショナルトラスト運動(自然環境等を経済的な理由での無理な開発による環境破壊から守るため、市民活動等によって買い上げる*自治体に買い取りと保全を求める活動)のような形で運動したらどうだろうか。
馬毛島への米軍訓練施設等の移転に反対する署名総数は219,473 名(2013-11-9)、熊毛地区の6割の30000人弱の方々が署名をしています。
競売価格が高ければ今後利権争いの巣窟! 安ければFCLP馬毛島移設断念、硫黄島固定化。
今の疲弊した日本の経済では1本の2,650メートル滑走路に200億~300億円の税金を使う余裕があるとは思えません。
今の時期だからこそ空しい憶測と論争、軍事基地建設をやめ、過去の過ちを反省した時期に立ち返りこれらの問題を解決するために、防衛省の防衛努力ではなく、外務省による争いを避けるための弛まぬ外務努力をするしか解決策はないと思います。
適視する近隣諸国との話し合いが長期にわたるとしてもその間は戦争にはなりません。
平和構築のためには、じっと我慢して外務努力を見守ろうではありませんか!!!
屋久島での「馬毛島クロス」上映会を終えて - 2013.04.23 Tue
監督の島春迦さんをお迎えして「馬毛島クロス」上映会を4月13日(土)屋久島の環境文化村センタにて行いました。
130名を超える方々にご来場頂きありがとうございました。
屋久島島民の1パーセントもの方が来られたと言うことは本当に凄い事だと思います。
屋久島では無料の一般娯楽映画を上映しても1パーセントを越すことはあまりありません。
屋久島での馬毛島問題の関心の高さがうかがえた上映会となりました。
村上春樹さんの新作 が7日間(4月18日)で100万部突破したそうですが、日本の人口比からしたら、まだ1パーセントに達していません。
「馬毛島クロス」は10年かけてでも日本国民の1パーセントの方が見てくれればと思います。
近日中に安房地区で2パーセント以上を目指して、第二回「馬毛島クロス」上映会を行う予定です。
写真の後に映画「馬毛島クロス」来場者のアンケート集約を掲載しています。
種子島在住の八板氏撮影 (30枚展示)
かろうじて残されているとても貴重な馬毛島の自然と、廃校となった小学校の黒板に書き残された子供たちの寄せ書きが印象的でした。
乱開発されている無残な馬毛島の姿もありました。
制作、監督の島春迦氏と、屋久島在住作家の古居智子氏とのトークセッション
島春迦監督は「馬毛島クロス」の制作に至った経緯や馬毛島への思いを語り、古居智子氏は軍事基地問題も然ることながら馬毛島の乱開発による周辺地域(屋久島も含めた)への環境問題などの話がありました。
島春迦監督の子供の将来を考えた熱い眼差しを感じました。
上映会撮影 大木 敬幸
映画「馬毛島クロス」上映会
来場者アンケート集約
●主人公の男の子が川で神棚を蹴とばしたことが、彼女の母が亡くなることにつながったのか・・・?あのヘビもとても印象的でした。この映画を見て、自分も種子島からヨットに乗って、島へ上陸して馬毛島の大地に赤く「中止」と文字を書きに行きたくなりました。空からでもいいし、どうにかしてでも中止にさせたいことだと思います。みんなで頑張りましょう。
●島さんを始め皆さんの情熱が伝わってきました。ありがとうございます。
●米軍基地の開発が止まることを望みます。難しい国際問題ですが、馬毛島は守っていって欲しいです。
●ちょっと昔に、屋久杉伐採反対の時、島の現状とか、杉の伐られる状況など映画にしたと聞いています。今回もまた、このように映画で観るとなるほど説得力のあるものです。多方面からの研究会や自治体、小グループ等との連携を粘り強く持続していくことが重要。それと政府要人の政治家(鹿児島)を定期的に連れ出し、まめに討論を繰り返す作業。そして選挙に効き目のある行動をとる。今回の上映は参考(勉強)になりました。実行委員会の皆さんお疲れさまでした。
●トークセッションで、一旦、基地になると環境のことは何も規制する法がないということで、これは何としても基地化を避けなければならないと思った。
●最初の落ち葉の日本地図、涙の跡の島の形、自然の宝庫の日本を再認識しました。島の昔、今を比べると胸が痛む思いです。今、いろいろな島が諸外国で問題で、利害の取り合いを行っていることは報道で知るが、やはり関心としては自分を含めて薄いことを反省します。また、これらのことをどう日本国民に関心を持ってもらえるか。「知らせる」→「知る」→「行動する」。日本人の愛を取り戻すにはどうするか。自分勝手な愛ではなく、他者を思いやる愛をもつ。映画の中でも伝えたいことのひとつだったと思う。
●映画も大勢の人に見てもらうアイデアが必要。私たちは屋久島に旅行に来ていて観にきました。旅行者は全国から来ていて屋久島を愛している人が多いはず。置いてもらえるホテルに置いてもらい、チェックイン時に渡してもらうといい。(定期的に上映するということ、一度ではもったいない)屋久島関連のHPにリンクをはって500円でダウンロードできる。少しだけyoutubeにのせて、全編観れるHPに誘導する。全国に広げていって欲しいです。ともかく安すぎる。バケーションぼけした頭にいい刺激でした。ありがとうございました。
●途中から見ましたが、重い映画だなーと。現実の若者の働き口がない状況を取り入れ、働く所がなければ自衛隊に入れとは、今から起こり得る話になるのでは。馬毛島は近くにあるが、こんな事がなければ気にしない所です。どうなるかは一歩一歩進んで行くしかないでしょう。
●どうにもならないと簡単にあきらめてしまうことと“無責任”の違いは何であろう?何かを叫び続けて、その末に何も手にすることができなかったとしても、その行程に意味があるのだ、と本気で信じられる強さが自分にはないと思う。きっとないだろうな。僕なら、どうするだろう?ふるさとが失われることに対して戦う長い道を選ぶことができるだろうか?大切なものを守り続ける力と祈り続ける思いとを、場所は違えど持ち続けていきたいと思う。大変長い戦いになると思うが、ニュースを見ながら島のみなさんのことを忘れずにいたい。-屋久島2度目の旅人―☆確かにじわっとくる映画でしたよ。観れてよかった。
●監督の人柄を感じさせる内容の映画だったと思いました。人が愛情の対象になっているものを守りたいという生活と共にある市民運動の原点だと思いました。俳優の方たちの演技も味があり、見ごたえのある映画だったと感じました。
●馬毛島出身の漁師の表情、態度が特に印象的だった。諦めとも、怒りとも、悲しみともつかぬ表情が実に多くの質感を伝えていたように感じた。
●大変、心にしみる映画でした。島の姿がそんなに映っていなくても、それぞれの心の中の島の姿が見えたようでした。
●とてもすてきな映画だったと思います。主人公の男の子と妊娠した女の子の役の方々、とてもすてきでした。
●一瞬も退屈せず楽しめました。次回作もぜひ観てみたいと思いました。ありがとう。楽しんでください。
●次の作品も期待しています。
●2作目、3作目も楽しみにしています。視点を東アジアに広げるのも一つの道かと思います。
●途中からだったので、ストーリーがわかりませんでしたが、馬毛島の自然は残って欲しいし、残したいと思います。
●第2部、3部を楽しみにしています。登場人物、複雑で少しわかりづらい。
●映画が始まってすぐの土地、主人公がいる場所がどこかわからない、どこ?言葉は関東弁。でも、どこ?わからない・・・じいちゃんが角を捜してる所も・・・。俳優さんの芝居のうまいへたがありすぎて。お芝居していますって感じですね。尻のアップもありすぎ気になる。なづな役の女の子がよかったですね。とってもよかったです。1時間たってやっと、千葉だとわかりました。今ひとつ映画からは馬毛島のことがよくわからないなー。彼女はなんで死んだの?よくわからないな。んー。最後の島の写真は年代はいつ?もっと島のことや現状がわかる内容で伝えてほしいと思う。どのくらい馬毛島出身の人の暮らしや人生を聞き取ったのかなー。「もうかえってこない島」で終わったような気がする映画でした。正直、まったく馬毛島のことがわからない人にとっては残念ながらとてもわかりづらい映画だなと。もっと馬毛島で生きた人々の描写や自然と現状の対比と問題がクローズアップして欲しい・・・。もっと!もっと!次回に期待しています。若い二人の恋愛の方が少し色濃い気がした。暗いところで、台紙なく書いたので乱筆乱文すみません。
たくさんの貴重なご意見ありがとうございました。
以上
馬毛島クロス*屋久島でも上映 - 2013.04.08 Mon
映画 『馬毛島クロス』近日上映 - 2013.02.14 Thu
2013年1月22日 秋葉原のアキバシアターで完成披露試写会が行われました。
監督の島春迦さんは、種子島出身で演劇の脚本家です。

2分50秒の映画「馬毛島クロス」予告篇を見ることが出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=qDqwigMW2Xo
上映スケジュール
〇 2月23日(土)種子島こり~な ♪ 笹川満夫のライブ演奏あり
午後5時30分 開場 6時 開演 上映会チケット 500円
〇 2月24日(日)西之表市民会館 ♪ さやか・笹川満夫のライブ演奏あり
午後1時 開場 1時30分 開演 上映会チケット 500円
〇 3月16日(土)鹿児島ガーデンズシネマ
16:10 ~ 18:20 ~ 上映会チケット 1000円
〇 3月17日(日)鹿児島ガーデンズシネマ
10:30 ~ 14:40 ~ 上映会チケット 1000円
〇 その後の予定 横浜など
〇 屋久島での上映は近日中です。
< ストーリー >
関東たねがしま人会を兼ねる渋谷のカフェバー。渡航できない馬毛島に渡りたいと、男がやってくる。彼の亡き父は馬毛島出身。彼は渡航をくわだてるもうひとりの女に会う。滑走路に見立て、バツを刻むように削られた
無残なふるさとの姿。島を捨てた悔恨とつよまる望郷の念。馬毛島2世のあいだに新たに生まれる絆。米軍基地移転に揺れる馬毛島をめぐって交差する出会いと別れ、祈りのリレーを描く。
馬毛島が無人島になり戻れなくなったふるさとに寄せる思いを淡々と描いた作品で原発事故の影響でふるさとを追われた青年も登場します。
ふるさとの喪失は馬毛島だけではなく、全国で起こっているというメッセージも込められているそうです。

2013年1月29日 朝日新聞・夕刊に、「馬毛島知って」と、映画の記事が掲載されました。
2013年1月30日 東京新聞・朝刊の特報欄に、「馬毛島の危機 映画で訴え」と、記事が掲載されました。

写真、フライデーより
馬毛島クロスをさまよう「マゲシカ」と馬毛島クロスを疾走する工事用車両
「マゲシカ」のふるさと今何処!!!

写真、フライデーより
2012年11月15日、馬毛島で、東京の開発会社「タストン・エアポート」が許可された範囲以外で開発を進めているおそれがあるとして鹿児島県は、5月に続いて2回目の現地調査を行いました。
調査すべき場所は5カ所あり、まだ3カ所しか調査が行われておらず、今後あらためて調査をするということですが、2回目の調査からすでに約3ヶ月が過ぎましたが調査結果はまだ公表されていません。
3回目の調査の予定もまだ分かりません。
鹿児島県は現地調査報告を速やかに開示し、タストンエアポート社に対し、工事前の馬毛島に戻すよう行政指導すべきと思います。
監督の島春迦さんは、種子島出身で演劇の脚本家です。
2分50秒の映画「馬毛島クロス」予告篇を見ることが出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=qDqwigMW2Xo
上映スケジュール
〇 2月23日(土)種子島こり~な ♪ 笹川満夫のライブ演奏あり
午後5時30分 開場 6時 開演 上映会チケット 500円
〇 2月24日(日)西之表市民会館 ♪ さやか・笹川満夫のライブ演奏あり
午後1時 開場 1時30分 開演 上映会チケット 500円
〇 3月16日(土)鹿児島ガーデンズシネマ
16:10 ~ 18:20 ~ 上映会チケット 1000円
〇 3月17日(日)鹿児島ガーデンズシネマ
10:30 ~ 14:40 ~ 上映会チケット 1000円
〇 その後の予定 横浜など
〇 屋久島での上映は近日中です。
< ストーリー >
関東たねがしま人会を兼ねる渋谷のカフェバー。渡航できない馬毛島に渡りたいと、男がやってくる。彼の亡き父は馬毛島出身。彼は渡航をくわだてるもうひとりの女に会う。滑走路に見立て、バツを刻むように削られた
無残なふるさとの姿。島を捨てた悔恨とつよまる望郷の念。馬毛島2世のあいだに新たに生まれる絆。米軍基地移転に揺れる馬毛島をめぐって交差する出会いと別れ、祈りのリレーを描く。
馬毛島が無人島になり戻れなくなったふるさとに寄せる思いを淡々と描いた作品で原発事故の影響でふるさとを追われた青年も登場します。
ふるさとの喪失は馬毛島だけではなく、全国で起こっているというメッセージも込められているそうです。
2013年1月29日 朝日新聞・夕刊に、「馬毛島知って」と、映画の記事が掲載されました。
2013年1月30日 東京新聞・朝刊の特報欄に、「馬毛島の危機 映画で訴え」と、記事が掲載されました。
写真、フライデーより
馬毛島クロスをさまよう「マゲシカ」と馬毛島クロスを疾走する工事用車両
「マゲシカ」のふるさと今何処!!!
写真、フライデーより
2012年11月15日、馬毛島で、東京の開発会社「タストン・エアポート」が許可された範囲以外で開発を進めているおそれがあるとして鹿児島県は、5月に続いて2回目の現地調査を行いました。
調査すべき場所は5カ所あり、まだ3カ所しか調査が行われておらず、今後あらためて調査をするということですが、2回目の調査からすでに約3ヶ月が過ぎましたが調査結果はまだ公表されていません。
3回目の調査の予定もまだ分かりません。
鹿児島県は現地調査報告を速やかに開示し、タストンエアポート社に対し、工事前の馬毛島に戻すよう行政指導すべきと思います。
日本の平和は沖縄から - 2013.01.23 Wed
2013年1月27日(日) 午後3時から 日比谷野外大音楽堂で沖縄県全41市長村の首長、議長が参加する前代未聞の集会がありその後銀座でパレードを行います。
お近くの方は、是非応援に駆けつけましょう!

沖縄タイムス 「オスプレイ、違反飛行6割超 」 2012年12月26日
オスプレイの飛行実態をめぐり、県と市町村が2012年10月1日~11月30日に目視調査した結果517件のうち318件(61・5%)が運用ルールを定めた日米合同委員会合意に違反するとされた。
調査結果によると、「学校や病院を含む人口密集地上空での飛行」が315件。
地域住民や学校からの騒音の苦情は24件。普天間飛行場周辺に設置した県の騒音測定局の測定値では、オスプレイによるものと推定される80デシベル(地下鉄の車内に相当)以上の騒音は144件だった。100デシベル(電車通過時の線路わきに相当)以上も3件あった。 引用終わり

2012年11月15日午後0時半ごろ、宜野湾市真栄原で オスプレイうまんちゅ監視委員会

2012年10月10日午後3時10分ごろ、名護市豊原の郵便局前から北に向かって
オスプレイうまんちゅ監視委員会

2012年10月2日(火) 宜野湾市立志真志小学校運動会 オスプレイうまんちゅ監視委員会

2012年10月2日(火) 宜野湾市立志真志小学校運動会 オスプレイうまんちゅ監視委員会

2012年10月6日 こがねの森保育園上空
本土でのオスプレーによる低空飛行訓練も行われようとしています。
同時に本土の沖縄化も進もうとしています。
今こそ日米安保条約、日米地位協定の不条理さにより多くの人たちが気づくべき時です。
本当の脅威は他国にあるのではなく自国に有るのではないでしょうか。
日本の真の平和は沖縄から!!!
お近くの方は、是非応援に駆けつけましょう!
沖縄タイムス 「オスプレイ、違反飛行6割超 」 2012年12月26日
オスプレイの飛行実態をめぐり、県と市町村が2012年10月1日~11月30日に目視調査した結果517件のうち318件(61・5%)が運用ルールを定めた日米合同委員会合意に違反するとされた。
調査結果によると、「学校や病院を含む人口密集地上空での飛行」が315件。
地域住民や学校からの騒音の苦情は24件。普天間飛行場周辺に設置した県の騒音測定局の測定値では、オスプレイによるものと推定される80デシベル(地下鉄の車内に相当)以上の騒音は144件だった。100デシベル(電車通過時の線路わきに相当)以上も3件あった。 引用終わり
2012年11月15日午後0時半ごろ、宜野湾市真栄原で オスプレイうまんちゅ監視委員会
2012年10月10日午後3時10分ごろ、名護市豊原の郵便局前から北に向かって
オスプレイうまんちゅ監視委員会
2012年10月2日(火) 宜野湾市立志真志小学校運動会 オスプレイうまんちゅ監視委員会
2012年10月2日(火) 宜野湾市立志真志小学校運動会 オスプレイうまんちゅ監視委員会
2012年10月6日 こがねの森保育園上空
本土でのオスプレーによる低空飛行訓練も行われようとしています。
同時に本土の沖縄化も進もうとしています。
今こそ日米安保条約、日米地位協定の不条理さにより多くの人たちが気づくべき時です。
本当の脅威は他国にあるのではなく自国に有るのではないでしょうか。
日本の真の平和は沖縄から!!!
中種子町議会、対策協議会から離脱 - 2012.12.24 Mon
残念ながら12月21日、中種子町議会が種子島と屋久島の1市3町の首長・議長で構成する「米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会」(会長=長野力・西之表市長)からの離脱を求める議会決議を、8対5の賛成多数で可決しました。
しかし川下三業町長は、「今までどおり反対の立場で行動したい、町民の半数以上・6割に近い方々の署名も頂いている、そういう立場でこれまでどおりの対応をしてまいりたい」と、協議会にとどまり反対していく考えを示しました。
また、協議会会長の長野力西之表市長は、「非常に残念だが、これからも種子屋久一体となって反対運動を続けたい」と話しました。
離脱決議を提案した徳永留夫議員は趣旨説明で「公正中立な立場で国の説明を受け、どのようなメリット・デメリットがあるかを住民に伝える必要性がある」と発言したそうですがメリットと言えば国からの基地交付金ぐらいで他にどんなメリットがあるのでしょうか。
デメリットを周辺地域、子々孫々に残さないためにも中種子町議会が「米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会」に復帰することを望みます。
在日米軍再編:FCLP馬毛島移転 中種子町議会、対策協議会から離脱へ 「国の説明聞くべきだ」
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20121223ddlk46010305000c.html
毎日新聞 2012年12月23日 地方版

しかし川下三業町長は、「今までどおり反対の立場で行動したい、町民の半数以上・6割に近い方々の署名も頂いている、そういう立場でこれまでどおりの対応をしてまいりたい」と、協議会にとどまり反対していく考えを示しました。
また、協議会会長の長野力西之表市長は、「非常に残念だが、これからも種子屋久一体となって反対運動を続けたい」と話しました。
離脱決議を提案した徳永留夫議員は趣旨説明で「公正中立な立場で国の説明を受け、どのようなメリット・デメリットがあるかを住民に伝える必要性がある」と発言したそうですがメリットと言えば国からの基地交付金ぐらいで他にどんなメリットがあるのでしょうか。
デメリットを周辺地域、子々孫々に残さないためにも中種子町議会が「米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会」に復帰することを望みます。
在日米軍再編:FCLP馬毛島移転 中種子町議会、対策協議会から離脱へ 「国の説明聞くべきだ」
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20121223ddlk46010305000c.html
毎日新聞 2012年12月23日 地方版
沖縄の集団強姦事件での結論 - 2012.10.24 Wed
報道写真家、嬉野京子さんによる1965年4月に撮影された「米軍に轢殺された少女と米兵たち」です。
1965年の沖縄で、日本への復帰運動のデモの最中に起きた事故でした。後ろに事故を起こした米軍車両があり、降りてきた米兵たち3人が真ん中に立っています。両脇にいる日本人はデモ行進のたすきを付けていて、事故を起こした米兵に抗議しているという場面です。
この後、少女の死体は、米兵たちが基地内に連れ去ってしまったそうです。
駆けつけた日本の警察官は米兵を逮捕するでもなく周囲の交通整理をしていたそうです。
この少女の遺族に対しては補償もされなければ、裁判も行われませんでした。
このほか1957年2月に群馬県でジラード事件など数多くの米兵による犯罪が多発しています。
今回の米海軍兵2人の集団強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された事件は、馬毛島問題を抱える私達も見逃すことは出来ません。
沖縄県民のみならず、日米地位協定の見直しが強く求められています。
沖縄タイムス 社説 2012年10月23日
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-10-23_40557
[抗議決議100件目]沖縄は「軍事植民地」か
米海軍兵2人が沖縄本島中部で女性を襲い、集団強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された事件で、県議会は22日に開いた臨時会で抗議決議と意見書を全会一致で可決した。
県議会事務局によると、米軍がらみの事件・事故に対する抗議決議は、本土復帰後、100件目となった。野田佳彦首相はこの数字をどのように考えているのだろうか。日本の安全保障政策はこの100件の犠牲の上に成り立っており、政府は防衛白書に100件の抗議決議一覧表を掲載すべきである。
県のまとめによると、復帰時から昨年末までに米兵らによる刑法犯は5747件起きている。凶悪犯は568件、このうち強姦事件は未遂を含め127件に上る。
今年8月には県議会が、海兵隊員による強制わいせつ致傷事件に対する抗議決議を全会一致で可決している。政府当局者はこの数字に接しても神経が鈍磨し無感覚になっているのではないか。
本土復帰から40年が過ぎたにもかかわらず、米兵による性暴力が後を絶たず、日常生活を平穏に営む平和的生存権さえ保障されていない現実は異常というしかない。被害者が受けた心の傷は統計では表せない。
抗議決議では「県民の我慢の限界をはるかに超え、県民からは米軍基地の全面撤去を求める声も出始めている」と指摘している。日米両政府は、事態の深刻さを認識する必要がある。県議会の100件目の抗議決議は、沖縄から発せられた事実上の「非常事態宣言」と受け止めるべきだ。
■ ■
沖縄には、日本にある米軍専用施設の74%、4軍合わせた米軍兵力の70%が集中している。特に海兵隊は9割近くが沖縄に駐留する。在沖米軍全体でみると、海兵隊は6割を占める。
海兵隊、基地とも沖縄に集中する現状を変えない限り、日米両政府がいくら「綱紀粛正」「再発防止」と叫んでも根本的な解決につながらないのは明らかである。
だが、野田政権からは沖縄の意を体して米国政府と交渉する気概も姿勢も全く感じられない。日米地位協定によって米兵はさまざまな特権や有利な扱いが保障されているが、そのことが末端の兵士に、沖縄では何をしてもいいという治外法権的な意識を植え付けていないか。米海軍兵2人が2泊3日の日程で沖縄入りし、わずかな滞在期間中に凶悪事件を起こすとは「占領意識」そのものではないか。
■ ■
森本敏防衛相は集団強姦致傷事件を「たまたま、外から来た兵士が起こした」と言った。米本国でのオスプレイの緊急着陸を「車を運転するときに警告灯がついて道の脇でチェックしたようなもの」とたとえた。米国でオスプレイに試乗して「快適だった」と県民感情を逆なでした。
森本氏が体現しているのは日米同盟至上主義である。住民の安全・安心はあまり念頭にないようだ。
森本氏が、オスプレイ配備と普天間の辺野古移設を自身の任務とみているのは間違いない。一体どこの国の大臣なのか。
米軍人による女性暴行事件に関する意見書
沖縄県警察は、10月16日午前3時30分ごろに沖縄本島中部で発生した女性暴行事件について、米軍人である被疑者2名を逮捕した旨発表した。
被疑者2名は、共謀の上、被害者の女性に暴行を加えたとのことである。
復帰後の米軍構成員等による犯罪件数は平成23年12月末時点で5747件にも上り、本県議会は、事件・事故が発生するたびに、綱紀粛正、再発防止及び関係者への教育等を徹底するよう米軍等に強く抗議してきた。
しかし、再び事件は起きた。むしろ悪質さを増している。
現在の米軍における再発防止への取り組みや、軍人への教育のあり方等はもはや機能していないと言わざるを得ず、激しい憤りを禁じ得ない。
県民の声を無視し、オスプレイが強行配備される中で、またしてもこのような事件が起きたことは、県民の我慢の限界をはるかに越え、県民からは米軍基地の全面撤去を求める声も出始めている。
よって、本県議会は、県民の人権・生命・財産を守る立場から、今回の事件に対し厳重に抗議するとともに、下記の事項が速やかに実現されるよう強く要請する。
記
1 被害者及び家族への謝罪及び完全な補償を行うこと。
2 加害者の厳正なる処罰を行うこと。
3 米軍人・軍属等の徹底した綱紀粛正及び人権教育のあり方を根本から見直すこと。
4 日米地位協定の抜本的な見直しを行うとともに、基地の整理・縮小・返還を促進すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成24年10月22日
沖縄県議会
(あて先)
内閣総理大臣
外務大臣
防衛大臣
沖縄及び北方対策担当大臣
米軍人による女性暴行事件に関する抗議決議
沖縄県警察は、10月16日午前3時30分ごろに沖縄本島中部で発生した女性暴行事件について、米軍人である被疑者2名を逮捕した旨発表した。
被疑者2名は、共謀の上、被害者の女性に暴行を加えたとのことである。
復帰後の米軍構成員等による犯罪件数は平成23年12月末時点で5747件にも上り、本県議会は、事件・事故が発生するたびに、綱紀粛正、再発防止及び関係者への教育等を徹底するよう米軍等に強く抗議してきた。
しかし、再び事件は起きた。むしろ悪質さを増している。
現在の米軍における再発防止への取り組みや、軍人への教育のあり方等はもはや機能していないと言わざるを得ず、激しい憤りを禁じ得ない。
県民の声を無視し、オスプレイが強行配備される中で、またしてもこのような事件が起きたことは、県民の我慢の限界をはるかに越え、県民からは米軍基地の全面撤去を求める声も出始めている。
よって、本県議会は、県民の人権・生命・財産を守る立場から、今回の事件に対し厳重に抗議するとともに、下記の事項が速やかに実現されるよう強く要求する。
記
1 被害者及び家族への謝罪及び完全な補償を行うこと。
2 加害者の厳正なる処罰を行うこと。
3 米軍人・軍属等の徹底した綱紀粛正及び人権教育のあり方を根本から見直すこと。
4 日米地位協定の抜本的な見直しを行うとともに、基地の整理・縮小・返還を促進すること。
上記のとおり決議する。
平成24年10月22日
沖縄県議会
(あて先)
駐日米国大使
在日米軍司令官
在日米海軍司令官
在沖米国総領事