浮気相手に本気になってしまう人の残念な特徴 ある夫婦の実話

ほんの遊びだった浮気がいつの間にか本気になってしまい、今のパートナーとは別れる決意までするというケースは決して珍しい話ではありません。彼らに共通することは直情的で、浮気相手を本当の運命の相手だと信じて疑わないことです。

浮気がいつの間にか本気になる人

なやむじょせい

彼らは本気の相手ができたと分かった瞬間、それが浮気だということも忘れて、あるいは棚に上げて相手との本気の恋愛にいそしみます。

そして、残念ながら浮気から結ばれるカップルというのはうまくかないことが多いので、どうしてあんな馬鹿なことをしてしまったのかと後悔する人が後を絶ちません。

今回はそんな浮気が本気になる人を取り上げて、彼らはなぜ浮気に走るのか。懸念される問題とはなんなのかを書いていきたいと思います。

最初の浮気はパートナーへの些細な不満から?

仲の良いカップル
浮気をする人は、パートナーになんらかの不満を持っています。

そしてたまたまその部分を満たしてくれる相手が現れると、なんて素敵な人なんだろうと思い込んでしまい相手を本気で好きになってしまうのです。

しかし、よくよく考えてみればそれはおかしな話です。完璧な人というのはどこにもいません。長く付き合った相手であればそれだけ嫌な部分も見えてきます。

一方浮気相手との関係は一時的なもので、その浮気相手も必死に相手へいいところばかりを見せようとします。

本気でその人が理想だと思っていても、それは向こうも本気で相手にいいところを見せた結果です。

そして、その結果気持ちだけが燃え上がり、実際に幾多の困難を乗り越えて一緒になったら、「何か違う」と感じてしまうパターンが多いのです。

浮気から始まった運命の愛を貫いたある奥さんの話

私の知っているある夫婦は奥さんの浮気が原因で離婚をしました。

その奥さんは先の例のように浮気相手に本気になってしまい、旦那さんに「別れてほしい」とお願いしたそうです。

旦那さんは突然のことに驚きましたが、浮気相手の素性を知ってびっくり。フリーターでほとんど収入もない状態だったのです。

どう考えても無理だろ。と旦那さんは怒りも抑えて諭したのですが、奥さんはそれが本気の愛なんだ。

本気の相手なんだと言ってききませんでした。

旦那さんが、「浮気からの離婚の場合慰謝料の相場は数百万円だよ? 」という話をしても「働いて払う」と譲りません。

ちなみに彼女はこの時点まで主婦でした。旦那さんはそこまで言うならと呆れて離婚届に判を押しました。

幸い子供はいなかったので手続きはすぐに済みました。

浮気から始まった愛を貫いた奥さんのその後

浮気相手とやっとの思いで結ばれた彼女ですが、待っていたのは幸せな人生ではありませんでした。

浮気相手の男のアパートに転がり込んだはいいものの、奥さんには慰謝料という負債があります。

奥さん自身の分は共有財産の分配で、ある程度は賄えました。

しかし、浮気相手の分も自分が払うといいましたが、仕事もない状態で満足にお金を払えるわけもありません。

例の本気の相手は、一緒にがんばろうねと言っていたのもどこ吹く風。バイトを増やすでも定職につくわけでもありませんでした。

そうして現実に目覚めた奥さんですが、本気の愛だ、本気の相手だと大きなことを言ってしまった手前、旦那さんに謝ることもできず、渋々慣れないパートを続けているということです。

まとめ 浮気は一時の火遊び、ばれたら一生の傷

背を向ける2人
浮気というのはその場限りで終わるから、何も気にすることなく楽しめるのではないでしょうか。

そこには相手との将来設計などほとんど入る余地はありません。ただその相手のことを一時だけ本気で好きになって、関係を持つ。それが浮気です。

それが運命の相手だと思って、本気の「愛」のようなものに変わってしまっても、もはや気持ちだけではどうにもなりません。

その人の収入は? 家族は? 浮気の末の恋愛で周りは認めてくれるの? などなど、考えることがたくさんです。

できれば浮気をしないことが最良ですが、もしその人のことを本気で好きになってしまいそうな場合は一度深呼吸してリアルな想像をしてみましょう。

一時の火遊びが重大な火事になる前に、自制心を取り戻すことが大切です。