台風10号で不明の2人 きょうも捜索 北海道

台風10号で不明の2人 きょうも捜索 北海道
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台風10号による大雨で大きな被害が出た北海道では、これまでに2人の死亡が確認されたほか、依然、2人の行方が分からなくなっていて、警察と消防は、3日も捜索を進めることにしています。
台風10号による大雨で、北海道では、橋の一部が流されて車が転落する被害が相次ぎ、2日、大樹町のヌビナイ川の下流では、音更町の会社員、鈴木洋平さん(28)が遺体で見つかったほか、新得町の佐幌川では、近くに住む小笹義夫さん(73)の遺体が発見されました。
警察によりますと、死因は、鈴木さんが溺死で、小笹さんは頭を強く打ったことによる脳挫傷とみられるということです。

北海道では依然、清水町で町内に住む男性2人の行方が分からなくなっていて、このうち椿勝彦さん(75)は、1日に町内を流れるペケレベツ川で車が見つかりましたが、本人の発見には至っていません。
また、長山誠教さん(63)は、自宅が川からあふれた水で押し流されたということです。
警察と消防は、3日も引き続き、2人の捜索を進めることにしています。