蹴球探訪
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【芸能・社会】元キンコメ高橋被告「女性怖くて制服に向かった」2016年9月3日 紙面から 東京都内の高校から、女子生徒の制服などを盗んだとして窃盗と建造物侵入罪に問われた、元お笑いコンビ「キングオブコメディ」の高橋健一被告(45)の公判が2日、東京地裁(菅原暁裁判官)で開かれ、高橋被告は女子生徒にいじめを受けたことや、母の自殺、仕事のストレスなどが犯行につながったことなどを明かした。この日で結審し、検察側は懲役3年を求刑。判決は9日に言い渡される。 黒のスーツ姿の高橋被告は、入廷すると深々と傍聴席に頭を下げた。昨年12月の逮捕まで約20年の長期間にわたり、犯行に及んだ動機を弁護人から問われると「中学で女子生徒にいじめられ、制服を着ている人に強いコンプレックスや劣等感が生まれた。高校でもほとんど(女子と)接することはなく、高校を卒業してから、女性は怖い部分もあり制服に(欲求が)向かったと思う」と自己分析した。 自身の母校で初犯に及んだ1997年は、2月に難病を患っていた母親が自殺。2013年には事業を失敗した父の借金2600万円を肩代わりし、その父も多発性脳梗塞などを患い、芸能生活をしながら介護。また、元相方の今野浩喜(37)とのコンビ格差が広がったことなどでストレスを募らせ、そのはけ口として犯行を重ねたという。 高橋被告は犯行を重ねた当時の心境を「罪の意識がなくなり、ただ物を持って来る感覚だった」と振り返った。情状証人として高校時代の友人と妹が証言台に立つと、すすり泣き、「僕の一方的な欲求のため、多くの方々にご迷惑をおかけしました」と謝罪した。 検察側は白昼に犯行に及んだ手口が大胆で常習性があったなどとして懲役3年を求刑。弁護側は被害者26人のうち15人と示談が成立していることなどから執行猶予付きの判決を求め結審した。 PR情報
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