【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が2日午後、ロシア・ウラジオストクに到着した。
3日に「東方経済フォーラム」で基調演説し、ロシア極東地域での協力策を表明する予定だ。
また、ロシアのプーチン大統領と首脳会談を開く。ワーキングランチ、協定や了解覚書(MOU)の署名式、共同記者会見なども行う。
朴大統領とプーチン大統領の会談は4回目。北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射などで核とミサイル能力を高めていることを指摘し、圧力と制裁を強化する必要性を強調する見通しだ。南北とロシアが協力し、極東地域を開発するためには、北朝鮮の核問題解決が欠かせないことも強調するとみられる。
また、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍への配備は自衛的な措置と説明し、北朝鮮の核問題が解決する場合、THAADを配備する必要もなくなるとの立場を表明すると予想される。
ロシアと中国はTHAADの韓国配備に反対している。