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昭シェルとの合併で出光美術館の扱い焦点

2016/9/3 1:31
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日本経済新聞 電子版
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 出光興産と昭和シェル石油の合併に出光創業家が反対している問題をめぐり、出光美術館など2つの公益財団法人の扱いが焦点になっている。経営側は財団の設立経緯などから議決権行使に一定の制限がかかると主張。一方、創業家側は議決権行使に問題はないとの立場。出光美術館は近く理事会を開く見込みだが、両者の水面下でのつばぜり合いが続いている。

 2つの財団とも創業者の故・出光佐三氏が集めた美術品など個人資産の寄付を…

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