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【芸能・社会】

猫ひろし、東京五輪も出るニャ〜 広島・猫目線の散歩サービス発表に出席

2016年9月2日 紙面から

「広島県路地裏観光副課長」に任命された猫ひろし=東京・銀座の「広島ブランドショップTAU」で(五十嵐文人撮影)

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 リオ五輪の男子マラソンにカンボジア代表として出場したお笑いタレント猫ひろし(39)が1日、東京・銀座の広島ブランドショップTAUで猫目線の散歩サービス「広島キャットストリートビュー竹原編」記者発表会に出席。五輪後初の日本凱旋(がいせん)イベントで、4年後の東京五輪へ「チャンスがあれば」と意欲をみせたが、「43歳なので猫なら3回死んでる」と笑わせた。

 初五輪の結果は自身のベストタイム(2時間27分48秒)に及ばず、2時間45分55秒で完走140人中139位。「普通はオリンピックに出たら『メダルおめでとう』だが、僕だけ『完走おめでとう』と言われた。タイムは正直良くなかった。(メダルを)かじりたかった」と悔しさもにじませた。しかし「沿道もすごく応援してくれて、参加して良かった」と笑顔をみせた。

 周囲から「スタートで飛び出せ!」と言われていたという猫だが、「5メートルぐらい走ってトップスピードが全然違う。こりゃダメだと思って、その時にオリンピックを実感した」と回想。中盤は雨の中を1人で激走し「かなり孤独でした。水ぶくれができて踏むたびに痛くて、練習だったら歩いてるぐらいきつかった」と振り返った。

 ヨルダンの選手と一騎打ちとなった終盤では、「後ろから背中をポンポンたたいてくれて『がんばろうぜ』みたいなことを言ってくれた。負けられないとダッシュしたら、(相手は)まさかこんなに速いと思わなかったんじゃないか。後で苦笑してた」と、してやったりの表情もみせた。

 レース以外で一番の思い出にはボルト選手と写真を撮ったことをあげ「僕より9歳下の男に緊張してブレブレでした」。他国の選手たちから「コーチ」と呼ばれたエピソードも明かし「顔が老けてるので。そこは悲しかった」と苦笑していた。

 

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