蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】DeNA、同一カード3連敗 4位ヤクルトと1差に2016年9月2日 紙面から ◇広島6−5DeNA広島が延長サヨナラ勝ちで3連勝。貯金を30に増やし、優勝マジックを9とした。5−5の10回1死満塁から丸が中前打で決着をつけた。5番手の中崎が3勝目。DeNAは5回に逆転したものの3連敗。広島戦の負け越しが決まった。 コイの猛烈な勢いに押し流された。DeNAが首位・広島に延長10回サヨナラ負けし、今季5度目の同一カード3連敗。完全に引き立て役になってしまった。 勝機はあった。1点を先制された直後の5回2死、筒香が右翼ポールを巻いて右翼席最上段に突き刺さる38号同点ソロ。「勝つためには点を取るしかない。自分が塁に出てチャンスをつくろうと、強い打球を打つことを考えてバットを振った」。強い責任感で、広島の夜空に美しく強い弾道を描いた。 この一発で前日2安打の打線が目を覚ます。遊ゴロ失策と四球で2死一、二塁とし、倉本から4連続タイムリー。相手のミスに乗じて一挙5点を挙げ、この3連戦で初めてリードを奪った。 しかし広島の勢いはそれ以上だった。直後に2本塁打を含む6安打で同点とされ、拮抗(きっこう)した試合展開で最後に力尽きた。敗戦投手となった田中は「相手はマジックが減ってきて、連勝もしていて勢いがあった」と唇をかんだ。 試合のなかった4位・ヤクルトに1ゲーム差に迫られ、2日から敵地で戦う5位・阪神とも3ゲーム差。ラミレス監督は「相手の心配をしている暇はない。明日に向けて、しっかりと自分たちが準備していきたい」。3位死守へ、必死に前を向いた。 (小林孝一郎) PR情報
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