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【プロ野球】

由伸監督が亀井に熱視線 “泣きどころ”のセンター候補に

2016年9月2日 紙面から

2、3軍の練習試合を視察した巨人・高橋監督(右)=ジャイアンツ球場で(園田佳子撮影)

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 巨人が夢と現実の『両にらみ』に入った。高橋由伸監督(41)は1日、富山から移動し、川崎市のジャイアンツ球場での2軍と3軍による練習試合を電撃視察した。クライマックスシリーズも見据え、現有戦力の確認が目的だ。

 「目についた選手は何人かいた。見たい選手もいたし、全体も見たかったから」。野手に関してはファームにいる選手を総見できる球団内マッチ。指揮官はシーズン終盤の貴重な時間を割き、自らの目で戦力把握に乗り出した。

 視線の先にいたのは6月中旬から戦列を離れている亀井だ。8月16日に3軍で実戦復帰すると、その後は順調に2軍で試合を重ねてきた。この日は1軍の『泣きどころ』とも言える中堅の守備に入り、「スタンバイOK」をアピールした。

 体調が万全であれば、主力クラスの働きを期待できる存在なのは間違いない。2位を『独走』して進出が確実なCSはもちろん、村田ヘッドコーチが「うちは可能性がゼロになるまで全力で戦う」という奇跡のペナント制覇に向けても重要な戦力だ。

 2日からは本拠地で中日との3連戦。まずは勝利至上主義の戦いが待っている。高橋監督は「中日は誰が投げるの? バルデスは抹消されたんだよね」と相手の先発ローテを気にかけた。「ネバーギブアップ」を掲げる以上、1つの負けも許されない。 (井上学)

 

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