安倍晋三首相は2日、ロシア極東のウラジオストクを訪問し、プーチン大統領と会談した。両氏は、12月15日にプーチン氏が首相の地元・山口県を訪れることで合意。また、北方領土問題を含む平和条約締結交渉の進め方などについて意見を交わし、今年5月に合意した「新たなアプローチ」に基づいて日ロ交渉を加速することを確認した。
首相とプーチン氏の会談は第1次安倍政権時代も含めると14回目。会談は夕食会も合わせて3時間余り行われた。このうち、通訳を交えた両首脳だけの会談が55分間あった。
会談では、12月15日に山口県長門市で首脳会談を開くほか、11月にペルーであるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でも日ロ首脳会談を行うことで一致。プーチン氏の大統領としての訪日は2005年以来、11年ぶり。
首相は会談後、記者団に平和条…
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