2日配信の報道番組「真相深入り!虎ノ門ニュース」(CS放送・DHCシアター)で、弁護士でタレントのケント・ギルバートが、韓国の性質は「中2病」だと指摘した。

番組では、日韓通貨交換(スワップ)協定再開の議論を取り上げた。通貨スワップ協定とは、各国の中央銀行が互いに協定を結び、自国の通貨危機の際、自国通貨の預入や債券の担保等と引き換えに一定のレートで協定相手国の通貨を融通しあうことを定める協定を差す。日韓間では一時は最大700億ドルまで拡大していたが、慰安婦問題などによる両国の関係悪化を背景に縮小し、昨年2月の期間満了時にそのまま打ち切りとなっていた

しかし、慰安婦問題をめぐる日韓合意が成立したことで、両国関係が改善基調にあることを示すため、韓国側の提案を受ける形で協定再開に向けた議論が今後進むという。

こうした関係改善の報道にケントは疑問を呈した。ケントは、日本側が韓国に10億円を支払う以外に、この合意に関して韓国側から何の動きもみられないと指摘。それどころか、海外における慰安婦像設置は加速している、というのだ。MCの居島一平も「『韓国からの再開提案』って何ですか!? 『助けてください』ってどうして素直に言わないんですかね?」と韓国側の態度に違和感を持ったようだ。

一方ジャーナリストの有本香氏は今回の協定再開について、「交換」とは名ばかりで韓国側が援助してほしいだけだと背景を推測し、韓国の国家体制について、米国の軍事力と日本の「円」の力が大きな後ろ盾になっていると指摘した。

ケントはこの意見を受け、「それなのに、両方に対してずいぶん生意気な態度を取っているんだよね」「『もっと感謝しろ』とは言わないけどさぁ」と嫌悪感を露わにし、その性質について「永遠の中2病ですかね」と吐き捨てたのだった。


(動画1:50:00ごろ)

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