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【民進党代表選】
菅直人元首相が玉木雄一郎国対副委員長の推薦人に「若手候補支えたい」
2日告示された民進党代表選で、出馬した玉木雄一郎国対副委員長が届け出た推薦人に、菅直人元首相が名を連ねた。
玉木氏は土壇場の1日深夜まで、立候補に必要な20人の推薦人確保に苦慮。支援をあてにしていた原口一博元総務相との交渉が同日になって決裂し、一時は出馬が困難との見方も広がっていた。
一方、菅氏は周囲に「若手候補を支えたい」と語り、早い段階から玉木陣営に支持する意向を伝えていたという。ただ、菅氏は首相として旧民主党政権を崩壊に追い込んだ張本人。党体制の刷新を訴える玉木氏のイメージが大きく損なわれる懸念があった。
玉木氏の側近はこれまで、「申し出は大変ありがたいが、どうしても最後に1人足りないときしか、推薦人には入れられない」と語っていた。“禁じ手”に手を出さざるを得ないまで追い込まれた玉木氏の擁立劇の裏には、想像を絶する苦闘があったようだ。
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