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【民進党代表選】
蓮舫代表代行インタビュー(2)「私はバリバリの保守ですよ。野田佳彦前首相並みの保守ですよ」
--平成24年に下野してから、野党第一党として支持率がなかなか回復しない。何が良くなかったのか。国民の信頼を回復できていない要因は
「反省が足りないのと、反省しすぎると、この2つだと思います。もう前を向くべきです。われわれがやるべきものは提案です。ここに尽きると思います」
-出馬会見でも「批判してばかりいる政党と思われている」と強調していた。これからは批判から提案に軸足を移していくのか
「それはですね、くしくも気づかせてくれたのは、安倍晋三首相です。口を開けば、われわれの政権の悪口をきれいに言ってくださいましたけども、聞いていて、やっぱり美しくないと思ったんですね。小さいな、ともいまだに思っております。(ただ)私たちはそれをやってしまっているんだということにも気づいたんです。だから学習をしました。ただ、政治とカネの問題とか、今言われている口利きの国会質問であるとか、閣僚に疑義が持たれているのであれば、野党の役割としてただす手法が当然あります。ただ、その先に、どうしたら再発防止になるのかなどという提案は、常にセットだと思います」