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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

「おしかけツインテール」とかズルいよ!押しかけられたいに決まってるじゃん!!

マンガ棚

なんか、オタクの妄想を全部叶えちゃった感じのすごいマンガを見つけてしまった。 

 

実際作者もあとがきで「朝起こしてくれて、ご飯も作ってくれるツインテの女の子」をアルバイト募集するというあとがきを書いてて、それがそのまんまマンガになった感じだし…。

 おしかけツインテール 1巻 (まんがタイムコミックス)
 おしかけツインテール 1巻 (まんがタイムコミックス)

 うーん…オタクってこういうの好きだし、表紙以上でも以下でもない期待したものが期待通りに供給されるマンガなんだよなぁ…。

 

女性から「ねーよ」って言われそうだし、俺も俺で「あるかもしれないけど、確率低くない?」とは思うんだよ…??

 

でもさ、否定しづらいんだよなぁ〜。

 

だって、俺もこういう生活したい人だもんwww

 

 あらすじ

ひきこもりニートのトレーダー「新田俊郎」が住んでるだだっ広い家に、朝比奈親子が居候してくる。 

 

 お母さん「朝比奈八重」が働いてることから、やたらと家事スキルが高いツインテール女子高生「朝比奈花梨」が家事全般を取り仕切ってる。

 

 こうした事情から、しっかりものの花梨が、俊郎のグータラ生活を厳しく監視、教育する環境ができあがっていく。

ツインテール女子高生×お母さん気質」という驚きの発明!!

キャラクターが、ここ最近の作品には珍しいぐらいに「きちっとした萌え」が詰まってるように思う。

 

ここで言う「萌え」 とはギャップや、チグハグ感のこと。

例えば、しっかりものの花梨が学生服のまま家事をしたり、家ではしっかりものなのに外では「しっかりしすぎて友達と話が合わない」など、おおよそ女子高生っぽくないところがかわいく見える。

 

これはお母さんの八重についても言えることで、自宅に帰ると親子関係が逆転するほどお母さんがグータラで、娘がしっかりしているため、どっちがお母さんかわからなくなる。(それをネタにしたマンガが裏表紙を飾っている)

 

 実体験で言えば、こんな話がある。
黒板の上の方が消せないほど背が小さく、声もやたらと高い高校の女教師がいた。
教職員で一番高学歴でかつ、実際に頭がいい人にもかかわらず、しぐさや動きが完全に先生でも、女子高生でもなく、そこに萌えた!!

 

家事が上手でしっかりものな女子高生も、家では干物女なお母さんも、背が小さすぎる高校教師も少ないけど、実在はする!!

ただ…その人が持ってるギャップやチグハグ感を突き詰めていくと、みんなが知ってるものとは違う「別の生き物」になって、それが女の子のかわいさにつながった日には「萌え」る!!

 

しかも、より立てたいキャラだけを選んでこの手法をとってる!

ベタベタに見かけ通りの性格・職業のキャラと、性格と職業が一致しないキャラを上手くちらしてあるから、誰に萌える作品かがブレないからとても楽しめた。

 

僕は4コママンガ単行本が苦手だけど、この人の作品なら…

正直言って、4コマが1冊続くタイプのマンガにしては、異色な作品だと思う。

 

例えば…カラダの凹凸がしっかりしたキャラの全身絵が出てきたり、

背景や演出のための違う絵をうまく挟んでメリハリがキチッと効かせていたり…

 

4コママンガのマンガ家さんには失礼かもしれないけど、

「会話芸に逃げてる感じ」

「会話の変化に、マンガ的な演出がついてこない感じ」

があって、僕は4コマまんがの単行本は途中で断念したり、長く読み続けられなかったりして、苦手だった。

 

でも、この作者にはそれが一切ない!!

 

実際に、作者自身があとがきで「初の四コママンガ単行本」と言ってるぐらいだから、4コマまんが特有の「会話芸に逃げてる感じ」「作者のパターンの少ない絵が好きか嫌いかに左右されてしまう感じ」が苦手な人も、このマンガなら楽しめると思います。

 

「じゃあ、なんの人だよ」

と思う方は…作者のツイッターを見ればいいじゃないかな!!

高津ケイタ(@xobmj)さん | Twitter

 

直接サイトのリンクを張らない理由は大人の事情。

体の凹凸や全身絵がキチッとかけて、商業誌の活動が少ないけど、絵や設定が洗練されてて…という時点で、…察して!!

 

 

 

 

・関連記事

「服を着るならこんなふうに」と言われてもわからない人にこそ、このマンガを読んで欲しい 

アラサーの好きそうなマンガつながり。…萌え系のマンガをあんまり紹介してなかったからかなり苦しまぎれな感じな関連記事になってしまった…。

 

感謝:この本は誕生日プレゼントに届いた本です。

ぼくの誕生日に、僕自身がAmazonのほしい物リストに入れたマンガを読者の皆さんがたくさん送ってくれました。

 

ありがとうございましたm(_ _)m

 

今回の作品はその買ってもらった作品の中で特に良かったものを選りすぐって紹介しました。

 せっかく買っていただいたので、これから数ヶ月は買ってもらった作品優先で紹介していこうと思います。

また、もし「普及したい・普及して欲しい本」がほしい物リストの中にあれば、それも読んで候補の中に入れていきたいと思うので、よかったら送ってもらえるとありがたいです。