平成28年9月2日
文部科学省は、いじめや自殺防止、インクルーシブ教育システムの構築や障害者理解を普及啓発することを目的として、映画『聲の形』(9月17日(土曜日)公開、配給:松竹株式会社)とタイアップを行います。 |
本企画の一環として、松竹株式会社の協力により、施策の啓発メッセージ「勇気をもって 心の声を伝えよう」を掲載したポスターを作成し、全国の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、及び特別支援学校に配布するほか、映画「聲の形」×文部科学省特設サイトを本日公開します。
映画では、主人公の少年が、転入してきた聴覚障害者である少女に好奇心を持ち、あるきっかけから自分自身がクラスから孤立してしまうものの、5年の時を経て、少女との再会をきっかけに過去の過ちへの償いを試み、少女をはじめ当時のクラスメイトとも向き合い、理解し認め合っていく様子が描かれています。
これは、文部科学省の施策である、いじめや自殺防止、インクルーシブ教育システムの構築や障害者理解を普及啓発する趣旨にも沿っていると考えられます。
文部科学省としては、学校において、障害のある子供と障害のない子供とが可能な限り共に教育を受けられるような環境整備を進めています。また、例年、夏休み明けには、子供のいじめや自殺が増加する時期でもあり、本企画を通じて、子供たちが正面から向き合うこと、お互いを理解し合い、相手を受け入れることの重要性について伝えていくことにより、これら施策の普及啓発を図りたいと考えています。
初等中等教育局児童生徒課
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大臣官房総務課広報室
-- 登録:平成28年09月 --
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