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関空従業員のはしか感染31人に…広がる感染に関西エアポートと大阪府が緊急会議
関西国際空港の従業員がはしかに集団感染した問題で、大阪府は2日、新たに5人の従業員が感染していたと発表、感染者は計31人になった。従業員以外の感染者は今のところいないという。
府などによると20代が26人、30代が5人、このうち30人が国際線旅客エリアでチェックインカウンターの受け付けなどの接客業務を担当、1人が制限区域内の警備を担当していた。
また、関空を運営する関西エアポートと府泉佐野保健所は同日、感染拡大防止のための緊急会議を開催。関空内事業所の担当者らを集め、従業員のワクチン接種の有無の調査や毎日の検温の徹底を指示した。
同社では8月中旬以降に関空を利用した人に対し、発熱や発疹などの症状が出た場合、医療機関に連絡した上で受診するよう呼びかけている。
同社への問い合わせは専用電話((電)072・455・2288)。