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中国、新たな長距離爆撃機を開発中=国営メディア
9月2日、中国国営メディアの環球時報によると、中国人民軍空軍のトップが、新たな長距離爆撃機を開発していると明らかにした。写真は空軍の馬曉天上将。シンガポールで2010年6月撮影(2016年 ロイター/Vivek Prakash)
[北京 2日 ロイター] - 中国国営メディアの環球時報によると、中国人民軍空軍のトップが、新たな長距離爆撃機を開発していると明らかにした。
それによると、空軍の馬曉天上将は、遠く離れた標的を攻撃する能力を軍はすでに向上させているが、将来はさらに改善されるとの見通しを示し、「現在、新世代の長距離爆撃機を開発している」と述べた。詳細は明らかにしなかった。
中国は、潜水艦、空母、対衛星ミサイルなど先進兵器・装備の開発に力を入れており、米政府が警戒している。
中国空軍は長らく、ロシア機をモデルに製造した戦闘機を使用してきたが、レーダーに映らないステルス機を現在開発中。7月には独自に開発した大型輸送機の運用を始めた。
馬上将は、空軍がすでに量より質を重視する「転換」局面に入ったと述べたという。