注目集めるGDP統計 低成長、観測誤差の影響大
1次・2次速報のズレ問題 国友直人 明治大学特任教授 佐藤整尚 東京大学准教授 

2016/9/2付
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日本経済新聞 朝刊
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 実質国内総生産(GDP)速報値はほぼ3カ月おきに新聞などで大きく報道される。報じられる数値は「季節調整済み系列」の前期比の年率換算値(四半期増減率のほぼ4倍)だ。政策判断を下す際の重要な根拠となるが、「推定誤差」を伴う数値であることが十分に理解されていない。

 四半期GDPは1次速報値から約1カ月後に2次速報値(改定値)、後に確報値、基準改定値の順で公表される。2015年12月8日に内閣府が公表し…

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