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精霊王さま、憑依する先をお間違えです 作者:柏てん
9/9

09 謁見の間



 ペルージュは山間にある小国だ。
 四方を大国に囲まれ、これと言った産業もない。
 ならばどうしてその独自性を保っていられるのかというと、それはペルージュが周辺地域の宗教的な宗主国であるからだ。
 事実、ペルージュを囲む国々は代替わりの際、大神女の手によって戴冠が成される。
 それは周辺の国々が、大神女の仕える神を信仰しているからに他ならない。
 役には立たないがなくてはならない国。それがペルージュなのである。
 ではなぜそうなったのかというと、そこには古い神々の歴史が関係していた。
 太古の昔、まだ神々が地上に暮らしている頃、ペルージュの地には巨大な山があったと伝えられている。
 天を衝く山、アトルス山だ。
 アトルスはとても大きな山で、その山頂にはいつも雲が引っかかり下からは頂上を見ることができなかった。
 しかしある時酒に酔った雷の神トールデンが、誤ってその山頂を踏み抜き大穴を開けてしまったのである。
 山は無数に分かれ山脈となり、アトルスの山頂には雲から降り注いだ雨で湖ができた。
 その名残なのか、ペルージュはその国中で古い貝などが出土することがある。
 その貝に細工をした民芸品が、唯一名物と言えば名物だ。
 さてその湖に、初めに住み着いたのは巨大な竜だった。
 竜は自分の体がすっぽりと収まる湖を気に入り、いつもそのそこにとぐろを巻いて昼寝をしていた。
 しかし竜が吐く息は、地上の生き物たちにとっては毒である。
 竜の毒が染み出した湖の水が、川を伝って四方に流れ出し、そこに生きる人や動物、植物までをも苦しめた。
 これでは地上の者達が死に絶えてしまうと危惧した創造主は、精霊王であるアルケインに竜を退治するよう命じた。
 竜を倒すため一計を案じたアルケインは、まずアトルスの地に葡萄酒の雨を降らせた。
 豊穣の神でもあるアルケインは、酒造りの名人だったのだ。
 そしてそれを呑んだ竜は酩酊し、深い深い眠りについた。
 アルケインはその眠りが深いことを確かめると、持っていた槍で竜の体を一突きにした。
 竜を貫いた槍はそのまま大樹となり、湖の水を吸って地上の生き物を毒から救ったと伝えられている。
 その木は今も健在で、聖域として神殿の裏手に枝葉を伸ばしている。
 そうしてペルージュの地は湖の多い盆地となり、山脈に囲まれるに至った。
 人々はアルケインに感謝して大樹の近くに神殿を建て、そこに人が集まってペルージュの国ができたというわけだ。


  ***


 連れ出された場は、広い広い広間だった。
 神殿と同じぐらい歴史のある、彫刻やフレスコ画で飾られた謁見の間。
 しかし神殿の静謐な空気とは違い、そこに流れているのはロティに馴染みのない華やかな空気だった。
 人々の身に着けている衣装も、神女達の白装束とは違い極彩色に溢れている。
 精霊王を宿した娘を一目見ようと、謁見の間には王と近しい貴族たちが今か今かと待ち構えていた。
 白いベールをかぶったロティは、己を見つめる沢山の目に今にも卒倒してしまいそうだった。

「お主が精霊王アルケインを宿した娘か」

 低い老人のしわがれた声だ。
 神女達はしきたりにのっとり、王に跪いたりはしなかった。
 ロティは震えながら、ベールの下で俯いている。

「陛下の問いにお答えなさい」

 エインズに横で囁かれ、ようやくその問いが自分に向けられたものだと気付いたほどだ。

「あ……はい」

 顔を上げると、玉座には王冠をかぶった老人が座っていた。
 着ている服こそ豪華だが、白い髭を蓄えたその顔にさほど特徴はない。
 ただ、ひどく静かな目をしていると思った。
 深緑色の目には、知性の光が宿っている。

「やあやあ、余の代で神の奇跡に立ち会えるとは、思ってもみなんだ」

 老人がにっこりとほほ笑んだので、ロティもつられてほほ笑んだ。
 勿論ベールの下のことだから、そのことが相手に伝わることはなかったが。

「娘、アルケイン様は、どのようなお姿をしておる?」

 老人の問いに、ロティはたどたどしく答えた。
 精霊王は見目の美しい男性の姿をしていること。
 その髪はまるで燃える太陽のような色であること。
 甲冑を身に着け白い布を巻き、足には革のサンダルを履いているということ。
 彼女が一つ何か言い終えるたびに、貴族たちがどよめいたりうなずいたりしてる。

「なるほど……言い伝えは本当であったか」

 そう言って、王は天井を見上げた。
 ロティもつられて上を見上げると、そこには大きくアルケインのフラスコ画が描かれていた。
 顔は少し違うが、姿格好はあの硝子に映ったアルケインそのままである。
 きっとあの絵が描かれた頃にも、アルケインが人の前に姿を見せたことがあったのだろう。

「それで、アルケイン様はなんと?」

「なんと、とは?」

「我々に人間に、何か伝えたいことがおありなのではないか? だからそなたの体に宿ったのでは?」

 そう言われて、ロティは困ってしまった。
 何度かアルケインとは言葉を交わしているが、彼がなぜ地上に降りてきたかという話になったことはない。
 本来なら一番初めに確かめておくべきだったのかもしれないが、ロティは環境の変化についていけず、そのことを気にする余裕すらなかったのだ。

(そういえばアルケイン様は、どうして地上へいらっしゃったのかしら?)

 彼は気まぐれで、憑依していることはしているらしいがそうそう姿を見せたりはしない。
 直接言葉を交わしたのだって、まだ二回ほどだ。
 その二回がなければ、ロティは自分が憑依されているなんて到底信じられなかったこととだろう。
 エインズなど高位の神女は感応力でアルケインの存在を感じ取れるらしいが、残念ながら感応力のないロティにそんなことできるはずもない。
 返事に窮していると、貴族たちがざわざわと騒ぎ始めた。

「本当にいらっしゃるのか?」

「狂言ではないの?」

 ささやきが風に乗ってロティの耳に届く。
 どうしようかと戸惑っていると、一人の若者が声を上げた。
 国王の玉座の横に立つ、まだ若い青年だ。
 軽やかに揺れる髪は白に近い金。
 目は王と同じ、理知的な深緑色をしていた。
 恐らくは王太子だ。
 王妃に似たと噂されるその容姿は、なるほど確かに女性的な美しさを備えている。

「陛下、本当に彼女にアルケイン様が憑依なさっているのか、古き審判の法にてお確かめになってはいかがですか?」

 何気ない言葉だが、彼は一瞬驚くほど冷たい目でロティを見た。
 気の弱い彼女は震えあがると、身にまとう神女服をぎゅっと握り締めたのだった。



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