ネオジウムとは
出典: ja.wikipedia.org
ネオジウム(または、ネオジム)は、永久磁石の中では一番強力とされるネオジム磁石の主成分のひとつです。ネオジム磁石は、ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とするレアアース磁石のひとつで、1984年に佐川眞人らによって発明されました。
何に使われてる?
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非常に磁力が強いので、ハードディスクドライブやCDプレーヤー、携帯電話などの小型の製品から、大型のものでは電車・ハイブリッドカー・エレベーターなどにも使われています。小型のものは、耳の中に入れるタイプの、カナル式のイヤホンなどにも使われています。それぞれ、駆動部分に利用されています。
身近で便利なネオジウム磁石製品
ネオジウム磁石として売られているものは、ホルダーやマグネットとしての用途のものが多いです。磁力を利用して、冷蔵庫や鉄製品に紙やメモを貼りつけることができます。従来の黒いシートマグネットや磁石よりも威力が強いので、数10ミリサイズでも、メモ紙を固定したり、マスコットを貼りつけることができます。
ネオジウム磁石で肩こりは治るのか
肩こり用シートにも利用されている
ネオジウム磁石を使用した、磁気治療器も販売されています。薬事法で定められている、最大200ミリテスラ(2000ガウス)なので、MRI磁気検査装置も同じ磁力です。磁力の力で血流を促し、血行をよくするという、うたい文句で、多くの製品が販売されています。効能に関しては、人それぞれなので何とも言えませんが、値段も高いので、口コミなどを見て、よく検討してから購入したいです。
実は磁石が人体に悪いという意見も
磁気健康治療器は磁力によって血流を良くすると宣伝していますが、磁力の人体への影響は本当のところ、判明していません。個人差がありますが心臓に負担が掛かるとか、ガンになるとかいろいろ言われています。
写真のライマーも肩こりに効いて、ゴルフが上手くなるという口コミで爆発的に流行しましたが、今ではこの腕輪を着けたゴルフ選手も、身に着ける人も見当たらなくなりました。健康治療器については効果が実感できる場合のみ利用すれば良いでしょう。
特に磁力の強いネオジム磁石は注意が必要
写真を見ると、一瞬何が起こったのかわからない絵になっていますが、飴の入っているプラスチックコップが、磁石にぶつかって粉砕しています。生ビールなどを入れて売っているあの硬いコップです。大人の女性でもつぶすのが大変なのに、本当に一瞬でした。磁力が強いので取り扱いには注意が必要です。小さくても威力が強いので、大きいものは特に危険です。
ネオジウムマグネットを使う時の注意点
威力が強いことを認識しよう
先に紹介した医療用の磁気治療器は、2000ガウスまでと薬事法で決められていますが、100円ショップでは、2800ガウスのものも販売されています。豆粒大でも、医療用のものより強力であることを意識してください。
特に、小さなお子さんやペットの誤飲には気を付けるよう、保管には十分注意してください。ペットが異物を誤飲した場合の治療費は、平均で4万円、最大で68万円とペット保険の案内にあります。
ネオジウム磁石は湿度に弱い
ネオジウム磁石は、実は錆に弱いのです。通常は、ニッケルメッキされたものが出回っていますので、大分錆びには強いのですが、野外で雨風にさらされたり、お風呂場などの湿気の強い場所での使用は、避けたほうが良いでしょう。写真は、メッキ処理されていないネオジウム磁石を、半年ほど室内の壁に貼りつけたものだそうです。すっかり錆びています。
キャッシュカードなど、磁気を使ったものには近づけない
磁気カードに変わって、ICチップの入ったものが主流になりつつあります。ICカードは、磁気カードより磁気には強いと言われていますが、まだまだ磁気テープを利用したカードの方が主流です。また、カード決済時に、お店側の端末が、磁気テープを読み取るものにしか対応していない場合もあります。
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磁気カードの磁気部分(黒いテープ部分)が異常になると、読み取り不能による不便がありますので、磁気カードには、磁力の強いものは近づけないようにしましょう。