パスポートと指紋照合で出入国審査 対象拡大へ
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法務省は、主に日本人を対象に、パスポートと指紋の照合だけで出入国を審査する現在の仕組みを、ことし11月から、上場企業に勤めるなど一定の条件を満たす外国人にも適用することを決め、今後、対象を観光客に広げることも検討しています。
日本を訪れる外国人の数が急増する中、法務省は、出入国の手続きを円滑化し、空港の混雑を緩和することが必要だとして、現在、主に日本人を対象に、パスポートと指紋の照合だけで出入国を審査する自動化ゲートを導入しています。
さらに、ことし11月からは、一定の条件を満たした外国人についても自動化ゲートを利用できるようにすることを決めました。具体的には、日本政府からビザがなくても渡航を認められている国から1年に2回以上訪れ、公的機関や上場企業などに勤務していることなどを条件にする方針です。
法務省は今後、自動化ゲートを利用できる対象を一般の観光客に拡大することも視野に入れて検討を進めていて、出入国の審査を簡潔にすることで、海外から日本を訪れやすい環境作りを進める狙いがあるものと見られます。
さらに、ことし11月からは、一定の条件を満たした外国人についても自動化ゲートを利用できるようにすることを決めました。具体的には、日本政府からビザがなくても渡航を認められている国から1年に2回以上訪れ、公的機関や上場企業などに勤務していることなどを条件にする方針です。
法務省は今後、自動化ゲートを利用できる対象を一般の観光客に拡大することも視野に入れて検討を進めていて、出入国の審査を簡潔にすることで、海外から日本を訪れやすい環境作りを進める狙いがあるものと見られます。