東京都知事 市場移転延期が五輪に影響ないよう検討
4年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けた準備の進め方を話し合う会議が2日開かれ、東京都の小池知事は、築地市場の移転の延期がオリンピック関連施設の整備に影響を及ぼさないよう検討する考えを示しました。
都庁で開かれた会議には、小池知事のほか、大会の組織委員会会長の森元総理大臣や、丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣らが参加しました。
この中で、小池知事が、当初の想定を上回ることが見込まれる大会の準備・運営費などについて、組織委員会や国の協力を得ながら見直しを進めていきたいと伝えました。
このあと、森会長が、築地市場の移転が当面、延期されたことに触れ、「移転先の豊洲市場の一帯は、オリンピック関連の施設や道路も建設される予定だ。計画に遅れはないのか、もし建設しないならどういう方法があるのか検討して明示してほしい」と述べました。
これに対し、小池知事は「工夫しながら、遅れなく進めていくよう現場にも指示している」と答えました。
築地市場が移転した跡地には、オリンピック開催時の主要なアクセス道路となる都道の「環状2号線」が整備される予定で、移転の延期で整備が間に合わないのではないかという指摘も出ています。
会議のあと、小池知事は「大会のコスト削減についてメンバーに協力をお願いした。市場の移転については環境や安全性の観点のほか、環状2号線との関連など専門分野の人に入って分析してもらう」と述べました。
この中で、小池知事が、当初の想定を上回ることが見込まれる大会の準備・運営費などについて、組織委員会や国の協力を得ながら見直しを進めていきたいと伝えました。
このあと、森会長が、築地市場の移転が当面、延期されたことに触れ、「移転先の豊洲市場の一帯は、オリンピック関連の施設や道路も建設される予定だ。計画に遅れはないのか、もし建設しないならどういう方法があるのか検討して明示してほしい」と述べました。
これに対し、小池知事は「工夫しながら、遅れなく進めていくよう現場にも指示している」と答えました。
築地市場が移転した跡地には、オリンピック開催時の主要なアクセス道路となる都道の「環状2号線」が整備される予定で、移転の延期で整備が間に合わないのではないかという指摘も出ています。
会議のあと、小池知事は「大会のコスト削減についてメンバーに協力をお願いした。市場の移転については環境や安全性の観点のほか、環状2号線との関連など専門分野の人に入って分析してもらう」と述べました。