2016-09-02

新海誠ってラッセンかねえ……?

別に新海誠美術擁護はしないけど、ラッセンアニメ背景師の描く風景はちゃんと切り分けられてる。

あくま彩度高めにして余計な重さを取り除いてセル風に合わせたのがアニメ背景で、ラッセン幻想性を持たせるためにエアブラシを多用している。

どこを強調したいのかが全く違うよ。

そしてアニメ背景のああいう雲だのなんだのという青春モチーフは、Pixiv界隈では2009年時点からでも十分にあふれていたもの

今になって新海誠ラッセンだなんてとても比喩として古いし、絵師世界文脈を全く理解していないことを暴露したようなものだ。

前述の通りあの軽すぎる彩色はセルあってのもの

そんな意味宮崎健在の頃のジブリも、背景が男鹿和雄の時にかなり彩度を上げている。

まりジブリだって過去には十分にわざとらしい絵を出して馴染むように見せていた。

創作は基本わざとらしいくらいでやっと普通に見えます。それは割と常識的な話です。

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20160902032130

記事への反応(ブックマークコメント)