岐阜道の駅は車両基地周辺に リニア整備協が候補地決定リニア中央新幹線の岐阜県駅が設けられるのに合わせ、中津川市内に建設を目指す道の駅「リニアの見える丘公園」について、整備促進協議会(会長・丸山輝城中津川商工会議所会頭)は一日、市内で会合を開き、建設候補エリアを車両基地周辺に決めた。 これまで「苗木城」「岐阜県駅」周辺、「山口地区」との四エリアを候補に、幹事会を設けて検討してきた。走行するリニア車両が見えるかや、観光施設や災害時の拠点整備の可能性などから絞り込んだ。協議会で報告し、承認された。 車両基地周辺は、回送線を走るリニア車両を見ることもでき、大規模な土地の確保が可能なほか、岐阜県駅との交通網構築に合わせた道の駅としての建設や誘客施設整備が可能な点が評価された。 今後、整備手法などを検討し、車両基地の工事中には仮オープンさせたいとの意向も示された。 用地は谷間を埋め立てるため、JR東海に対し、車両基地の産業観光への活用や土地整備への協力を求めて要望書を提出する。協議会は、商議所や市、観光関係者ら二十人で昨年三月に設立。昨年十月の前回会合で、候補地の四エリアが示されていた。 (生田貴士) PR情報 |
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