東日本旅客鉄道(JR東日本)は10月1日、蒸気機関車(SL)を2台連結した「重連」がけん引する臨時列車を上越線高崎―水上間で運転する。10~12月に実施する「ググっとぐんま観光キャンペーン」の一環として走らせる。重連運転はJR高崎支社管内では5年ぶりで、迫力ある走行が注目を集めそうだ。
快速「SLググっとぐんまみなかみ」号として、高崎―水上間を往復する。下り高崎発は午後1時12分、上りの水上発は午後8時35分。戦前から戦後にかけて製造された茶色い旧型客車をけん引する。
上信電鉄や上毛電鉄など、群馬県内の鉄道各社と共同で実施したデザインコンテストで採用されたヘッドマークを掲げる。JR東日本高崎支社は「C61 20」と「D51 498」の2台のSLを、週末を中心に運行している。