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【軍事ワールド】
マクワウリでミサイルを“買う”… 韓国軍の懐柔に激怒した農民、卵投げつけ国防副長官追い返す
それでも配備場所の決定には一応、米韓の間で合意形成が成された。韓国国防部の柳済昇(リュ・ジェスン)国防政策室長は記者会見で、「韓米共同実務団が、THAADシステムの軍事的効果を最大化し、住民の安全を保障しつつ健康と環境に影響のない最適な配備先として星州を提案した」と伝えた。米国と韓国の共同決定で、運用は米軍が行うにもかかわらず、住民の矛先が韓国政府と韓国軍に向くのは理由がある。
反発の底にあるのは、軍への不信感。北朝鮮と対峙しながら、最前線を担う軍を信頼していないのだ。実際、一昨年から続く大規模な軍の不正や不祥事はとどまるところを知らない。
韓国KBSテレビなどによると、7月には環太平洋軍事訓練「リムパック」に参加した海軍の世宗大王艦がミサイル迎撃訓練を実施。戦闘機などを撃ち落とす自動迎撃モードで訓練を開始したところ、SM2艦対空ミサイル2発のうち1発は迎撃に成功したが、1発は標的を外れ爆発した。味方艦艇に向かって低高度を飛行する対艦ミサイルを迎撃するための手動射撃も実施したが、これも不発になったという。理由は整備不良や操作員のミスなどが推察されるが、日米などリムパック参加各国の目の前で「さまざまな技量未熟」を実証してしまった。
また高性能ソナーを搭載すると称して安価な魚群探知機を搭載し、差額が軍関係者の懐へと消える汚職事件の舞台となった海軍の大型救難艦「統営艦」(3500トン・海軍作戦司令部第5戦団所属)でも新たな不祥事が持ち上がった。
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