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“敬老パス”マナカに切り替え

09月01日 19時22分

“敬老パス”マナカに切り替え

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お年寄りに外出を促そうと名古屋市が65歳以上に発行している、「敬老パス」が、磁気カードからICカード「manaca」に代わり、1日から利用が始まりました。
名古屋市は高齢者の社会参加を促す市独自のサービスとして、所得に応じた数千円の負担金で、市営の地下鉄やバスなどが1年間乗り放題になる磁気カードの「敬老パス」を発行しています。
ただ、改札機を通した際の取り忘れなど、紛失が年間2000件近くにのぼるほか、「別のカードも持たないとならず面倒だ」といった意見が寄せられるなどしたため、市は磁気カードからICカードの「manaca」に順次切り替え、約半数の利用者にはすでに配付しています。
利用は1日から始まり、名古屋市営地下鉄の高岳駅では、早速「敬老パス」と表示された専用の「manaca」を使って改札を通る人の姿が見られました。
利用者の男性は「カードが1枚で済むので便利です」と話していました。
新しいカードは、来年2月末までにはすべての利用者に行き渡る予定で、名古屋市高齢福祉課の中島亮一さんは「便利になったカードでさまざまなところに出かけ、豊かな生活につなげていただきたい」と話しています。

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