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“ユニーとファミマ”経営統合

09月01日 20時29分

“ユニーとファミマ”経営統合

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コンビニ大手のファミリーマートと流通大手のユニーグループ・ホールディングスは1日、持ち株会社を設立して経営統合し、国内トップの規模に迫るコンビニと総合スーパーをあわせ持つ巨大流通グループが誕生しました。
1日は統合にあわせて改装した東京都内のコンビニの店舗で記念の式典が行われ、コンビニの事業会社、ファミリーマートの澤田貴司社長が「新しいファミリーマートで、今後いっそうお客様の期待に応えたい」と述べました。
今回、誕生した新たな流通グループは、業界1位のセブンーイレブンに迫る約1万8000店のコンビニと、東海地方を中心とした総合スーパーをあわせ持つことになります。
このうち、コンビニの店舗は今後3年程度をかけて、ユニー傘下のサークルKとサンクスを全てファミリーマートに変更し、店舗で扱うポイントサービスもTポイントに統一する方針です。
一方、業績の低迷が続く総合スーパーは36店舗を閉鎖する一方、ほかの店舗では改装などを進める方針でネット通販の普及もあって小売り業界の競争が一段と激しくなる中、統合の効果をいかして、いかに収益力を高めていくかが、課題になります。
名古屋市昭和区ではサークルKだった店舗がファミリーマートにリニューアルされ、開店式典が行われました。
式典ではファミリーマートの菊池潔上席執行役員が「愛知県では統合後1800店規模になり、これまで以上のサービスを提供できるだろう。期待に応えられる店舗を実現するべく取り組みたい」とあいさつしました。
店内は全てファミリーマートの商品に変わりましたが、今後、サークルKで人気だったスイーツや焼き芋といった商品の販売も検討しているということです。

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