◇W杯アジア最終予選B組 日本1―2UAE(2016年9月1日 埼玉)
途中出場した日本代表FW浅野拓磨(21=シュツットガルト)の“同点弾”は、不可解な判定で幻となった。
【写真】後半、主審(右)に詰め寄るハリルホジッチ監督
1点を追う後半32分、右サイドのDF酒井宏からのクロスをゴール前のMF本田が頭で折り返す。このパスに左足を振り抜いたシュートはゴールラインを割ったかに見えた。しかし、手でかき出した相手GKのセーブとして得点は認められず。テレビ中継の映像では明らかにゴールラインを越えていただけに、埼玉スタジアムは騒然となった。
それでも浅野は「自分の特長のスピードを生かして裏を突こうと。全然、ひっくり返せると思ってピッチに入った。勝たないと意味がないし、たくさんチャンスがある中で、決めきれなかった」と振り返った。
他にもカタール人のアブドゥルラフマン主審は不可解な判定を連発。浅野は6日、敵地でのタイ戦を見据え、「悔しい結果に終わったが、すぐ次は続くし、頑張りたい。勝ち点3を取れるように頑張りたい」と前を向いた。
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