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 世界文化遺産登録をめざす福岡県の「『神宿る島』宗像(むなかた)・沖ノ島と関連遺産群」について、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関イコモス(国際記念物遺跡会議)の現地調査が7~11日にある。文化庁と県が発表した。

 調査するのはニューカレドニア在住の考古学者クリストフ・サンド氏。離島の沖ノ島や大島、本土にある宗像大社(いずれも宗像市)、新原(しんばる)・奴山(ぬやま)古墳群(福津市)で、遺跡や古墳の保存状況などを調べる。

 イコモスは調査結果を踏まえ、来年5月ごろに世界遺産にふさわしいかどうかをユネスコに勧告する。ユネスコは7月にポーランドで開く世界遺産委員会で登録の可否を決める。(馬郡昭彦)

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